2章 最終話 手段 ページ2
勇者のジュエチャ2章 最終話 手段(中編)
誰も、今の問いの答えがわからなかった。
マスターカオス達は、いつ攻撃がきてもいいように武器を構えていることしかできなかった。
マスターカオス「…0.1秒につき10発が5回」
ギャラクシー「正解だ」
ギャラクシー「ただし、二人いるので、一人につき5発だ」
少し間を開けて補足した。
スマッシュ「…見えたの?」
マスターカオス「見えた…?見えないな…あんなのは…適当にいっただけだ」
フォード「おっ俺見えた」
ガルド「何っ!?」
フォード「嘘だよ」
ガルド「…意味のないことを言うなっ!!」
かめ「てやぁっ!!」
かめが包丁でガルドを斬った。
ガルド「……!!!」
ガルドは逃げているかめを追いかける。
スマッシュ「でやっ!!」
スマッシュが跳び蹴りをする。ガルドの顔に命中した。
謎なチャオ2「スマッシュ君…覚悟!!」
さらに、竜から飛び降りた謎なチャオがガルドの頭に空中でかかと落としをした。
ガルドの顔が地面にうまる。
スマッシュ「本当にやってくるかと思った…」
謎なチャオ2「アハハハ…あたらなかったんだからいいじゃないか」
謎なチャオ1「ふぉっふぉっふぉ…攻撃をするのかね?」
フォード「いやぁ…するわけありませんじゃないですかねぇ!!そりゃあご老人様に攻撃をするなんて礼儀もありませんじゃないですじゃん!!」
マスターカオス「言っていることが意味不明だ」
謎なチャオ1「ふむ…そうか…よろしい」
謎なチャオはフォードに背を向けた。
フォード「ははははは!!背を向けるとはねっ!!さすが老人!ボケてきたな!!」
フォードは謎なチャオに向かって鎌を振り下ろした。
謎なチャオ1「弟子にこの歳で負けられないわい…」
なんと、爪で受け止めた。
ヒット「さすが師匠だ!!」
レッドメア「ん?待て待て…ってことはフォードとヒットは師匠が同じ…」
謎なチャオ1「まぁ、面倒じゃったし、フォードの方は手を抜いたがな…」
フォード「なにぃっ!?手を抜いたぁっ!?この老人めっ!!」
再びフォードは鎌を振り下ろす。
謎なチャオ1「敬語をつかわんかい!敬語をーーーー!!」
謎なチャオは剣やら鎌やら爪やら色々と持ってフォードを攻撃した。
フォード「ぐあぁあぁぁぁぁ!!」
フォードは天井にぶつかるほど上昇し、そのまま倒れた。
レッドメア「残ったのは…マスターカオス!!」
マスターカオス「おっ俺だけか…」
マスターカオス「こうなったら!これしかないっ!!」
と、ものすごく大きいパソコンのスイッチを押した。
マスターカオス「これぞっ!!マスターカオス・ファイナル・プログラム・ズ・ソードだ!!」
マスターカオスが持っている剣は、レッドメアが持っている大剣とは、比べ物にならないほど大きかった。
レッドメア「略してマファプズソードね」
スマッシュ「格好悪いね」