2章 77話 最大機能

勇者のジュエチャ2章 77話 最大機能

ジュエチャ「・・・じゃあ城の中に潜入というところか」
レッドメア「あー、この倒れているのどーする?」
レッドメアがヒットを見ながら言う。

ジュエチャ「・・・背負っていくとなると邪魔だな・・・落としておけ」
レッドメア「じゃあお言葉に甘えて…って毎回やってたら面白くないじゃん!!」
転がしながら穴に落とした。気を失っているのか、悲鳴は聞こえない。

レッドメア「・・・じゃあ行くぞ」
レッドメアがドアを開ける。

チャコ「わぁー!すごい綺麗ーー・・・うわぁぁぁぁ!!」
落とし穴だ。最初に城に入ったチャコが落ちていく。

レッドメア「落とし穴が多いな・・・ってか何話連続で落ちればいいんだよ」
ジュエチャ「不安なら落ちて良いぞ・・・下にも穴がない限り安全だろ?」

かめ「じゃあ落ちようかなー」
レッドメア「落ちろ」
レッドメアがまた背中を押す。

かめ「ちょっ・・・冗談だからね・・・」
なんとか落ちずにす・・・一緒に連れてきた仲間を犠牲にしたようだ。

レッドメア「気を取り直して・・・」
レッドメアを先頭に歩いていく・・・

レッドメア「どわぁ!!」
と、いきなりジャンプした。

ジュエチャ「どうした?縄跳びの練習か?」

レッドメア「違うっ!!銃弾だ!!壁からくる!!」
ジュエチャ「城の中で、そんな装置を普通取り付けるか・・・?」

かめ「普通じゃなさそうだからね~」
レッドメア「だよなぁ・・・」
頑張って避けながら話す。

チャッチャオ「任せて!!」
レッドメア「はぁ?」

チャッチャオは何かを唱えている。風がどーのとか聞こえる。
レッドメア「言ってる意味がわからん」
ジュエチャ「意味自体なさそうだが」

チャッチャオ「ブラックトルネード!!」
すると、チャッチャオの目の前に黒い竜巻が現れた。小さいので、風が心地良い。

かめ「避難しないとっ」
竜巻が移動する前に、全員安全な場所に避難できたようだ。

竜巻は、少しずつ大きくなっていき、壁を破壊しながら移動する。

レッドメア「・・・あの竜巻、目があるような気がする・・・」
よく見ると、赤い目がわずかに見える。

かめ「・・・すっごぉい」

レッドメア「おおっ!落とし穴も開いたぞ!!」
ジュエチャ「一応、安全か」
彼らは、二階へ上がっていく。

ダークチャオ「一階をクリアされました!!」
マスターカオス「何ぃっ!!あれだけ落とし穴を作っていたのにぃっ!!毎回それでうけなくして、俺たちが笑いを占領する作戦だったのに!!」
フォード「壁の中の銃も全部破壊されましたしね」

マスターカオス「そうか・・・ってお前は二階担当だろうがぁっ!!」
フォード「ヒッヒィィィッ!!だだだ大丈夫です!!」

マスターカオス「よく言えるね・・・どうせお前一人だろ?」
フォード「違いますっ!!ダークチャオの3分の1はいます!!」

マスターカオス「そんなに使うなーっ!!」

フォード「フヒィィィッ!!とりあえず二階に行ってきまーす!!」



フォード「78話へっ!」
マスターカオス「とっとと行けよ」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第91号
ページ番号
87 / 98
この作品について
タイトル
勇者のジュエチャ
作者
スマッシュ
初回掲載
週刊チャオ第39号
最終掲載
週刊チャオ第95号
連載期間
約1年28日