2章 78話 フォードの作戦
勇者のジュエチャ2章 78話 フォードの作戦
レッドメア「二階・・・か」
階段を上り終えたレッドメアが周囲を見ながら言った。
二階は、一つの部屋になっていた。奥には、階段が見える。
ジュエチャ「また仕掛けがないといいが・・・」
二番目に階段を上り終えたジュエチャが部屋に足を踏み入れた。
ダークチャオ「ダーハッハッハッハー!!」
大勢のダークチャオが飛び出てきた。
フォード「フッフッフ・・・ゼェゼェ・・・よく・・・来たな・・・ゼェ」
ジュエチャ「疲れているようだが・・・」
フォード「いけぇ!ゼェ・・・投げやりゼェ!!」
ダークチャオ達「デヤァァァ!!」
持っていた槍を適当に投げている。まさに投げやりだ。フォードの考えそうなことである。
フォード「えっ?おいっ疲れているのに・・・こっちに槍を投げてくるなー!!」
フォードが走って避ける。
レッドメア「こっちに飛んでこないぞ~」
ジュエチャ「・・・」
フォード「作戦変更ぅぅぅ!!回転攻撃戦法だぁぁ!!」
ジュエチャ「・・・囲まれたな」
レッドメア「うっ・・・いつの間にっ!?」
ジュエチャ達の回りをダークチャオが歩いて回る。
ダークチャオ「どわぁっ!!」
フォード「ああっ!次の作戦で使う落とし穴がっ!!」
レッドメア「結局ここも落とし穴かい」
フォード「鉄のバケツ付きでーす」
レッドメア「ドフッ!!」
レッドメアの頭に直撃した。
レッドメア「えぇいっ!!先に行ってろぉっ!!」
レッドメアがジャンプする。
ジュエチャ「ふん、自ら置いて行かれようとするのか」
レッドメア「そうかもな!!レッドメア・ワールド!!」
ジュエチャ「マジックからパワーアップしたらしいが・・・まぁいい」
残りは、階段を上ってゆく・・・
レッドメア「ようこそ、敵さん達」
フォード「何をするつもりだっ!!」
レッドメア「んー・・・それまで俺はわからないな、そんじゃ」
レッドメアはどこかに去った。
~二階の部屋~
レッドメア「見物もいいけど、追いつくことが先だしな・・・」
~レッドメア・ワールド~
フォード「ちょっちょっ・・・」
ダークチャオ達「グワーーー!!」
フォード「金のスマッシュが四人もいるってどーいうことですかぁっ!?」
~三階~
エメラルレス「フォードのやつ、どうなったかなぁ・・・」
ベラベルト「さぁ?あんだけ多ければ勝てても不思議ではないな」
ブラザード「やったぁ!!戦わなくていいのか!!」
ジュエチャ「おい、何ラーメンなんか食べている」
エメラルレス「うおっ!?ジュエチャァァァッツ!?」
ベラベルト「うわー!!お助けーー!!」
全員逃げていった。
チャッチャオ「三階クリア・・・なの?」
スマッシュ「次は79話っ!!」
ジュエチャ「お前、落ちたのになぜいる」