２章　６５話　敵の動き

勇者のジュエチャ２章　６５話　敵の動き

敵、本拠地にて

エメラルレス「フーハハハハハ！」
ファング「オレ達の力には勝てなかったようだな！！」

フォード「そうだそうだ～！」
オメガ「あんたは戦ってないだろ」

マスターカオス「・・・空しいからジュエチャ達に勝ったゴッコはやめない？」
ゴッコ遊びだったようだ。

フォード「だって本当に勝った気分でいないとさぁ・・・」
オメガ「昨日なんて、みんな喋っていなかったしな～」

エメラルレス「うおりゃ～～！！」
エメラルレスが突然部屋に飛び込んできた。

マスターカオス「あんたはよく働くね～」
エメラルレス「お金のためです」
はっきりと言った！！

マスターカオス「にしても、フォードとかはボケをしているだけだし・・・」
フォード「それは・・・ボケをする気がなくてもするから・・・」

エメラルレス「・・・最新情報なんですけど・・・」
エメラルレスが小声で言った。

ファング「じゃあ今度は、レッドメアに勝てたゴッコを・・・」
エメラルレス「やるな」

エメラルレス「あの～～～最新情報～～」
マスターカオス「あ、そうだったな・・・言ってくれ」

エメラルレス「まず、ジュエチャ達がしばらくしないと見つけられないと思われる土地を見つけました」
マスターカオス「絶対見つからないわけではないのだな？」
その通りだった！

マスターカオス「そこは何島だ？」
エメラルレス「何島と言われても・・・新発見した島です」

マスターカオス「・・・え・・・それって・・・」
ファング「凄いよ！？新発見って！新発見ゴッコしよ～う」
マスターカオス「するな・・・つまり、この場合エメラルレス島とかそんな名前になるのか？」

エメラルレス「そんなこと知りません」

マスターカオス「よし！全員集合させろ！！作戦会議だ！！」

・・・そして・・・
マスターカオス「・・・こんなにいたのか・・・」
ファング「せ、狭い～～」
まるでチャオの山だ。

マスターカオス「ん～と・・・今までの面々だけ残って」
ファング「今までの面々って・・・」

マスターカオス「まずは・・・その島を魔法で見えなくしろ！！」
エメラルレス「というより、異次元に入れればいいでしょ？」

マスターカオス「あとは城を新しく造れ」
ファング「これをそのまま異次元に持ってくのはダメなの？」

マスターカオス「なんとなく新しいのがいい！！」
なんとなくだった。

マスターカオス「今からクジをする」
全員「えっ？」

マスターカオス「ジュエチャ達を戦って、時間をかせぐ係と城を造る係を決める！！」

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