2章 63話 洞窟
勇者のジュエチャ2章 63話 洞窟
ジュエチャ「まずは他のやつらを探さないとな」
エメラルド「森のあたりに確か、レッドメアが落ちていったよね」
スマッシュ「じゃあ・・・その森へ行こ~!」
スマッシュは何故かご機嫌だ。
ジュエチャ「あの森だな・・・」
エメラルド「一応、ロープを持ってきたから、木につけて矢印にしようか」
エメラルドがロープを出す。
スマッシュ「というより・・・なんでエメラルドがいるんだよ!!」
スマッシュが思い切り言う。
ジュエチャ「お前が戦ってる最中に来たが、気が付かなかったのか?」
スマッシュ「真剣に戦ってたんだから気が付くわけないだろ~!!」
にしてもしかし真剣にしては避けられていたが。
そして、森に着いた・・・
スマッシュ「あ~迷いそうな森だな~~」
ジュエチャ「案外、そうでもなさそうだぞ」
エメラルド「あれ?木にキズが・・・」
ジュエチャ「おそらく、斧かなんかでつけたものだろうな」
スマッシュ「っていうことはその目印を通れば、オウムがいるのか!!」
ジュエチャ「・・・そうだといいな」
ジュエチャ・エメラルドは全く相手にしていない。
で、目印をたどること30分
スマッシュ「あ、オウムだ」
本当にいた!!
ジュエチャ「・・・どこから見てもクマだが?」
スマッシュ「ヒィィィ!!クマッ!?クママク!?ククク~~!!」
スマッシュは完全に狂っている!
クマ「ニャ~」
鳴き声が変だった!!
スマッシュ「キュキュキュキュ、キュミャはジュエチャの方にいけぇ~~!!」
クマをキュミャと言ってしまっている!!
クマ「ギャギュギャッギョッギャッギャッギャ~~」
鳴き声がすでにこの世の者ではない!!
スマッシュ「ジュエチャ~~ヘルプ~!!ルヘップ!プッヘル!アップル!!」
適当なことを喋っている!!
クマ「ギャ~ギュギュ~、ギュッギュ~」
クマはスマッシュを気に入ったようだ。スマッシュをつかむ
スマッシュ「どわぁ!!やめろぉ!やめないとお前に言いつけるぞ!!それでもいいのか!?」
ジュエチャ「クマに言いつけても仕方がないだろ」
スマッシュはクマに運ばれる。それを二人が追う。
クマに運ばれること2分
スマッシュ「・・・」
目が白になっている。
ジュエチャ「・・・洞窟か?」
スマッシュはクマに投げられ、中に入る。ジュエチャ達も入る。
スマッシュ「や、やっと解放されたぁぁぁ」
ジュエチャ「外見は洞窟だが・・・」
レッドメア「中身は遺跡だな」
スマッシュ「どわぁ!幽霊!?・・・なんだレッドメアか」
ナイト「俺もいるぜぇ~」
スマッシュ「これで5人か~・・・」
彼らは遺跡の中へ入っていった。
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