２章　５９話　爆発

勇者のジュエチャ２章　５９話　爆発

ヒット「うぅ・・・なんだか寒い・・・」
ヒットが震えている。おそらく氷の中にいたからだろう。

チャロード「よぅし！トドメは俺がぁ！」
ヴェルス「なっ！？俺だぁぁぁ！！」
言い争いが始まった。二人はいつもこうだ。

ジュエチャ「どっちでもいいから早くしろ・・・そうでないと・・・」
そう言い、ジュエチャは剣をかまえた。おそらくヒットを倒すつもりだろう。

チャロード「くぅ！俺は最近セリフが少ないんだぁ！だから俺にやらせろぉ！」
説得力がないセリフだ！

ヴェルス「あ、ああ・・・そうだな・・・」
納得してしまった！！

チャロード「おっし！行くぜぇぇぇ！！」
チャロードは、手始めにヒットの爪を狙う。

ヒット「おわぁ！？」
なんと、たった一振りで、爪が壊れたのだ。

ヒット「ああぁぁぁぁぁぁぁ・・・」

チャロード「完了」
チャロードがそう言って、後ろを向いた瞬間

ヒット「くらえぇぇぇ！！」
勢いよくチャロードの後頭部を目掛けてパンチをした。

チャロード「フッ・・・」
チャロードは鼻で笑い、手をつかみ、そのままヒットを地面に叩き付けた。

ヒット「アギャーーー！！！」
ヒットは叫んだ。チャコやチャッチャオ、スマッシュやレッドメアは大笑い。

ヒット「わ、笑うなぁぁ！！」
ヒットが大声で言う。

ヒット「くぅ・・・強いなぁ・・・」
スマッシュ「お前もかなりしぶといぞ」

レッドメア「まったくだ」
ヴェルス「アンタの方がよっぽどしぶといぞ」

ジュエチャ「・・・！？スマッシュ！ふせろ！！」
スマッシュ「は？何言っているんだよぉ・・・ヒットはそこに・・・」

モウシ「注射ぁぁぁ！！」
スマッシュ「！？そういうことかぁぁぁ！！」
スマッシュはふせた。

フォード「・・・痛い」

マスターカオス「我慢できぃぃぃん！！」
マスターカオスが怒って立ち上がった。

ジュエチャ「短気は損気と言うだろ・・・もう少し座ってたらどうだ？」
マスターカオス「ああ・・・そうだな・・・ってアホかぁ！！」

ヒット＆フォード「（や、やべぇ！！なにされるか・・・）」
マスターカオス「これでお前らも終わりだぁぁ！！」
マスターカオスがスイッチを押した。

ジュエチャ「・・・？地図・・・？」
そう言った瞬間に爆発が起きた。

・・・・・・・・・・・・・・・

レッドメア「う・・うう・・・ここはどこだ・・・？」
辺りを見回すとジャングルで、どこか分からなかった。
そして、何者かの気配がした。そっちを見ると・・・

レッドメア「スマッシュか・・・？ソレトモ、イッパンジンデスカ？」

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