~第四十九話~
○○!!○○!!
なんだこのチャオ!?どこから入ってきた!?
チャオ!!チャオチャオ!!(なんで死んだの!?なんで殺したの!?)
刑事施設内にチャオを入れた奴は誰だ!?
チャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
? このチャオこいつを見て泣いてるぞ?
こいつチャオなんか飼っていたのか!
静かにしろ!・・・・・このチャオは森に返すぞ。
そうですね・・・・・。チャオごときに侵入させたなんて、マスコミになんかにばれたら、やばいですしね。
チャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
・
・
・
・
・
・
・
・
・
ソニー「絞首刑・・・・・とかいうやつだったらしい。20年以上、しかも人を傷つけたりしてたからな。人間の方では、法律によって裁かれる・・・・・テルの主人も裁かれたのさ。」
ナックー「・・・・・主人は悪い奴だったってわけか?」
ソニー「いや・・・・・それだったらテルはダーク系になってたんだろうな。」
ナックー「どういうことだ?」
ソニー「カオス系にも、ヒーロー、ダークがあるってわけさ。チャオ同士なら、分かってくるだろ?」
ナックー「・・・・・だな。シャーはダークということがよく分かる。・・・今俺たちが行動してることはヒーローみたいな感じなのにな。」
ソニー「性格がダークなんだろ?」
ナックー「そりゃ言えてるな!!」
ゴツン
ソニーとナックーは、シャーによって殴られた。
ソニー「シャドー!お前いつの間に・・・。」
シャー「ずっとここにいた。『ダークトランスペアレンス』(体を透明と同じようにする技)を使ってな。」
ナックー「卑怯だぞ!てめぇ!!」
ゴツン
ソニー「っ~~~今俺何も言ってなかったぜ!?」
シャー「おまけだ。」
ナックー「やっぱ、性格がダークじゃないか!!」
ゴツン
ソニー「だからなんで俺まで・・・・・。」
シャー「まぁ、性格がダークなのは合ってるから別怒ってるわけではないんだがな。」
ナックー「じゃあ、何で殴るんだ!?」
シャー「気分で。」
ナックー「はぁ!?」
ソニー「俺は一発分で十分だったと思うが・・・・・。」
シャー「そんなことどうでもいい。続きを聞かせてくれ。」
ナックー「わ~。シャー君も、ソニー先生の話が気になるんですね~。」
ゴツン
ソニー「今俺何も言ってない・・・・・。」
シャー「ふざけたことをするな。」
ナックー「あんたが一番ふざけてるだろ!?気分で!気分で叩いてるんだぞお前!!」
ソニー「あぁ!ナックー!もうなんも言うな!叩かれる!」
ナックー「悪いの俺!?シャーじゃねぇの!?」
しばらくこんな調子で話していた。
エリはそんなソニー達を、見ていた。
ロミー「エリ!ソニーはあたしのものよ!!」
エリ「わ、私は何も言ってないぞ!?」
そんな言い合いしている二人に、口笛を吹くミユキがいた。
ミユキ「エリ・・・・・これが青春だよ!!」
エリ「なにを言い出すんだお前は!!」
エリ達も、いい争いが始まった。
賑やかな夜になっていた。