~第三十八話~
シャー「ここから外にでるには、下にいけばいいんだな?」
テル「外にでるんだったらね。でもエリは最上階にいるようだよ。」
ナックー「なんでだ?」
テル「なんでかはわからないけど・・・チャスターエメラルドが反応を出している。今までに機械からは反応しなかったのに反応してるって事は、エリは相当弱っている証拠だよ。」
ソニー「はやく行こう。」
そういうとソニーは最上階を目指して歩き出した。
ナックー「ふぅ・・・・・どうしたらいいんだろうな。」
ロミー「今はついて行くしかないようね。」
ミユキ「そうそう。さぁー行こうー。」
ミユキはすぐにソニーの場所まで走っていった。
ユリカ「・・・・・元気ですね、ミユキさんは。」
ナックー「あぁ、だからこそチームを明るくすることができるんだろ。」
そういって、みんなソニーの後をついていった。
ただ二人を除いて・・・。
シャー「・・・・・テル。さっきの牢屋でこんなものを見つけた。」
テル「・・・これは!」
シャー「あぁ、現代語で書かれた・・・禁断の歴史書らしい。」
テル「でも、これは悪用する可能性があるから燃やされたんじゃ・・・・・。」
シャー「・・・・・読んでみれば分かった。」
シャー「二千年前。この森で何があったかを・・・・・。」
テルは本を受け取って読んでみた。
その本を読んで、始めてこの森の過去の真実が分かった。
エリ、俺はどうしたらいい。
俺はお前を殺さないといけないのか。
もう、逃れることはできないのだろうか・・・・・。