~第三十一話~

ソニー「ロミー!作戦開始だ!」
ロミー「よ~し、いくわよ~。」

ロミーはそういうと、ハンマーを取り出した。
そしてハンマーを持ったまま、回転し始めた。

ロミー「行きなさい!ハンマーブーメラン!」

ロミーはハンマーを放し、ハンマーが飛んで行った。
そのハンマーは、チャカリアル王の周りをグルグルと回り始めた。


テル「いっくよー!サンダーマグネット!」

テルから、球体の黄色い電撃が出てきてハンマーに当たり、ハンマーが黄色く光始めた。

チャカリアル王「ノチャヤチャジャド!?」


その時。ハンマーに地面に落ちていた鉄の破片が、ハンマーに集まり始めた。



これでいいはずだ。ソニーは心の中で思った。

ここは、昔遺跡だったんだと思う。

なんらかのせいで、壊れてしまってここは崩れてしまったんだ。

だから、鉄の破片が散らばっている・・・。



ハンマーはソニーの足元に落ちてきて、大量の鉄の破片が崩れ落ちた。


ソニー「よし行くぜ!ウインドトルネイド!!」


ソニーが回し蹴りをすると、そこから風が出て竜巻になった。
ハンマーはロミーに飛んで返っていき、鉄の破片は宙に舞う。


ただ破片のまま、チャカリアル王に当ててもダメージは少ない・・・。



ナックー「噴き出ろ火炎!フャイヤーウォール!!」

火炎が地面の中から出てきて、竜巻の中に紅色の炎が舞う。


チャカリアル王「ソチャシチャチャルチャコ!」

危険を察したのか、チャカリアル王はソニー達に近づいていく・・・。


が、チャカリアル王の後ろから、何か衝撃が来た。
振り向くと・・・・・シャーが銃を構えていた。そしてシャーは・・・、


チャカリアル王にむかってあっかんベーをした。



チャカリアル王「!!ブヂャチャリエチャノチャ!」

そういうとチャカリアル王はシャーに向かって歩き始めた。
大地が響き渡る・・・。


シャー「・・・案外短気なんだな。」


ユリカ「行きます!アイスストーン!!」


炎の竜巻の上空に巨大な氷が現れた。

だが、落ちてこない。


ミユキ「フャイガ!!(ファイヤーバースト)」


氷に炎が被さる。そして・・・。



大量の水が竜巻に入り込んできた。




一度形を失った物は・・・・・・再び造ればいい!!



竜巻が消え去った時には、巨大な鉄骨が出来ていた。


ミユキ「そうそう。鉄をまとめて溶かして、水で冷やして練成(再合成)すればいいの。錬金術でも使えたら、メンドイ事しなくていいんだけど。」



その時ソニーとナックーが鉄骨に向かって走り出した。

テル、ミユキ「サンダーパワー!」



ソニーとナックーに、黄色き力が与えられる。



シャー「ぐわぁ!!」

シャーが、チャカリアル王に吹き飛ばされた。

チャカリアル王「ゾヂャチャカジャゴ#」



ソニー「・・・喰らえ。」

ナックー「これが俺たちの・・・。」



ソニーとナックーは巨大な鉄骨を持ち上げ・・・。


チャカリアル王「ノチャ!?」




ソニー、ナックー「チームワークだ!!!!」



チャカリアル王に向かって振り下ろした・・・。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第282号
ページ番号
37 / 87
この作品について
タイトル
夜空のエメラルド
作者
斬守(スーさん,斬首,キョーバ)
初回掲載
週刊チャオ第268号兼GW&ライカ記念特別号
最終掲載
週刊チャオ第330号
連載期間
約1年2ヵ月13日