~第二十九話~
ソニー「ちょ!なんで無傷なんだよ!」
ナックー「あんだけでかいんだ。スタミナも半端じゃないと思うぜ。」
エリ「でも、やるしかない。」
エリ「幻想刀発動!」
エリがそういうとエリには、長刀が握られていた。
ソニー「よし、俺達も行くぜ!」
ソニーは、チャカリアル王の側面に回りこむ。
ソニー「ウインドハリケーン!!」
ナックー「俺も炎獄拳!!」
巨大な竜巻と、ナックーの火炎が襲う。
チャカリアル王「チャホ!!」
しかし、どちらとも消えてしまった。
ソニー「消えた!?」
チャカリアル王「チャクチャロイチャ!」
そう言うと、チャカリアル王の左手から氷の槍が、右手には炎の槍が出てきた。
チャカリアル王「アチャチャロ!!」
炎の槍をユリカに、氷の槍をミユキに投げつけてきた。
ユリカ「フリーズシールド!」
ミユキ「フレア・レーザー!」
ユリカは氷の壁を作って守り、ミユキは炎のレーザーで氷の槍を貫いてチャカリアル王の左手に当たった。しかし、またしても無傷。
ミユキ「うむ・・・なかなか手強いボスだな・・・。弱点はどこだ?」
その隣でソニーは驚いていた・・・。
ソニー「オイ!お前・・・なんで炎を出せたんだ!?」
ミユキ「何でって?幻闘術じゃん。」
ソニー「お前あの時、光属性の攻撃使っただろ!なんで炎まで使えるんだ!?」
シャーが、ダークバーストを撃った後ソニーに近づいてきた。
シャー「ミユキは通称『万能チャオ』と呼ばれている。ほぼどんな事でも出来るからだ。」
ソニー「それじゃあ、まさか・・・!」
シャー「そうだ。ミユキは『全ての属性の幻闘術』が使えるんだ。」
ソニー「・・・・・すげえ。」
ミユキ「そゆこと。ほらレーザーが来るよ!」
ソニー「え!?」
チャカリアル王の目が光り、レーザーが飛んできた。
ソニー「どうしてレーザー来るって分かった!?」
ミユキ「漫画見てればわかるでしょ!」
シャー「そういうもんなのか?」
エリ「はああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」
エリはチャカリアル王の腹に向かって剣を振るった。血が吹き出る。
エリ「よし!」
チャカリアル王「オチャモチャエチャ!」
エリ「え?」
チャカリアル王の血が拳の形を作り、エリをぶん殴った。
エリ「きゃあ!!」
ソニー「エリ!!」
ソニーがエリを掴む。気絶してしまったようだ。
ソニー「ロミー!エリを頼む!」
ロミー「分かった!」
シャー「ハンマー治療で。叩いて痛みを和らげろ。」
ソニー「死んでしまうわ!!」
ユリカ「きゃあ!」
その時ユリカもやられていた。
シャー「まずいな。このままでは・・・。」