~第二十話~
シャル「お前は・・・!!?」
アクデゼ「ヴァルバトズ・・・お前は少し下がっていろ。」
ヴァルバトズ「・・・まぁいい。だが、楽しみは分けてくれよ。
アクデゼが一歩手前に歩き出た。
ソニー「(なんだ・・・この威圧感!)」
テル「(息苦しい・・・。)」
エリ「お前が来ているとはな。」
アクデゼ「・・・あの力を使ってすぐに捕まえられると思ったが・・・運が良かったみたいだな。」
アクデゼはエリに一歩近づく。
アクデゼ「おとなしく。チャオスエメラルドを渡せ。」
エリ「・・・断る。」
その刹那、アクデゼに白い雷が襲った。
シャル「・・・お前か・・・俺の・・・俺の・・・。」
そういいながら、何事も無かったような顔をしているアクデゼにとびかかる。
シャル「俺の・・・兄貴を殺した奴はぁぁぁぁああああああああ!!」
シャー「何!?」
シャル「サンダー・・・・・。」
アクデゼにシャルの手が触れる。
シャル「ブラストォ!!」
シャルの白い雷が爆発する。
ソニー「うお!?」
ナックー「サンダーブラストって言ったら・・・。」
シャー「あぁ、8に値する威力だ。」
やがて、煙が消えていく・・・。
シャル「はぁ、はぁ、・・・やったぞついに敵がとれ・・・。」
その時消えかかった煙の中から手が伸び、シャルを掴み、持ち上げた。
シャル「がっ・・・。」
アクデゼ「・・・お前はあの時の兄弟共か・・・。こんな所で会うとはな。そして・・・。」
アクデゼは自分の目とシャルの目を向かい合わせた。
アクデゼ「・・・死ね。死の記憶<デッドメモリー>。」
そういうと、シャルの頭の中では昔の忌々しい記憶が蘇っていった。