~第十九話~

ヴァルバトズ「滅せよ!バーニングストリーム!!」

炎が回転しながら、飛んできた。

ロミー「ホーリーシールド!」

光属性のシールドがみんなを包む。

ヴァルバトズ「ほう。我が技を受け止めるとは、なかなかやるな。」
ロミー「それ位どうって事ないわね。」
シャー「チャオスエメラルド・・・。エリの持っている物の事か?」
ヴァルバトズ「とぼけるなよ。後三つ持っているだろうが!」
エリ「三つだと!?」
ナックー「・・・てめえか。あの手紙を書いた奴は!」
ソニー「どういうことだ!?」
ナックー「俺とシャルは一個ずつチャオスエメラルドを持っている。俺を連れて来いという理由分かるだろ?」
シャー「なるほど。つまり騙したという訳か。」
ヴァルバトズ「そういう事だ。まんまと騙されたな小僧ども。」

その時、ヴァルバトズの隣をグワンツとカレンが通り過ぎ、通路を走りだした。

ロミー「んじゃ!他のチャオ達を頼んだわよ!」
ヴァルバトズ「・・・・・・・・・。」

ヴァルバトズは追いかけようとしなかった。

ソニー「はん。あくまで俺達と戦いたいと。」
ヴァルバトズ「そういうことだ。・・・・・だが、後一つのチャオスエメラルドが見つからないな。」
ロミー「これの事?」

ロミーの手にはチャオスエメラルドがあった。

ヴァルバトズ「くっくっくっ・・・。ようやく全てのチャオスエメラルドがそろう時が来た・・・。なぁ!アクデゼ!!」

そして、出口の方からアクデゼというチャオが来た。その姿は・・・・・。

エリ「・・・・・アクデゼ・・・!!」
ナックー「・・・なんて事だ。」
テル「カオスが・・・二人!」
シャー「ライトカオス!!」

そこには、善でも悪でもないライトカオスが立っていた・・・。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第278号
ページ番号
24 / 87
この作品について
タイトル
夜空のエメラルド
作者
斬守(スーさん,斬首,キョーバ)
初回掲載
週刊チャオ第268号兼GW&ライカ記念特別号
最終掲載
週刊チャオ第330号
連載期間
約1年2ヵ月13日