~世界と世界の境目の冒険~(第二章)*7話*

「あ~~可愛い可愛いかわわわわわ…」

ラッキー、ハッピー、チャキ達を見て大混乱の状態のあっこ。

【うるっさいチャオ…。いい加減にして欲しいチャオ…】

ラッキーがボソッと呟いた。

【アニキ…ここはおさえて…ガマンチャオっス】

ハッピーがラッキーの怒りを止めるように言った。

【いったっだっきま~す♪♪】

チャキはいつも通りハッピーのしかくい実、ラッキーの丸い実に

手をつけている。

【!!!!!!!!やめろチャキっ!!!!】

2匹が同時に叫んでいる。

【・…、………あの…・】

ローラル・アークリンアが必死に止めようとしている。

【ぁのぅ…。】

もう一度、アークリンアが全員に声を掛ける。



【・・・・・・。】



【・・・・・・!】

1o

ブチィッ。(←カンニン袋の尾が切れた音w

【いい加減にしやがれテメェらッ。今がどういう状況かわかってん
 のかゴルァ!!!!悪フザけも対外にしやがれってんだ!!!!!!】

「―――――――!??…アーくん…??;;」

あっこが集めかけのタマゴを落とした。(ヤヴァい♪(ぁ

ポロ…。

チャキが食べかけの2匹の木の実を落とす。

丸い実によじのぼっていたラッキーはコアラ状態。

ハッピーのチャキへの怒りの炎は一瞬で冷めた。

【・…ハッ!ぼ、ボク、何か…!?】

我に帰ったアークリンアが焦る。

「【ご…ごめんなさい…】」

あっことラッキー、ハッピー、チャキは同時に正座になり言った。

【でぇぇ!?ぼっ僕そんなつもりはッ!;ごっごめんなさいッッ!!!】

逆にアークリンアが頭を下げた。

本当にこんなんで大丈夫なのか・…?

*続く*

☆オマケ☆
アークリンアの紹介*
本名:ローラル・アークリンア
種類:ツヤ青のソニチャオ。
性格:優しくて、おとなしい。
裏(ぇ:カンニン袋が切れると超怖い。
    切れた後の記憶は自分では覚えていないらしい。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第168号
ページ番号
7 / 13
この作品について
タイトル
優しい飼い主求めて。
作者
あっこ
初回掲載
週刊チャオ第160号
最終掲載
週刊チャオ第171号
連載期間
約2ヵ月19日