6話 「謎の野望」
ヒメル 「お前は!あの時の強いやつ!」
??? 「あの時の役立たずどもか…それにチャンプまで。」
ルッキー 「お前!ラーツだっぴね?なにやってるっぴ?あんたは聖騎士のはず…、」
ラーツ 「表ではな。裏ではこうさ、死の虎ラーツサハリアンだ!」
ネイル 「ああやって人助けをしては表では好評を集めてるのね。」
チャロ 「あいつは裏では暗殺組織をつくってるわ。」
するといきなりラーツがチャロの後ろに回った。
ラーツ 「それ以上しゃべれば命はない…貴様らもな。」
ヒメル 「へっ…やってやろうじゃんの!ブレインロック!!」
光のカギがラーツに向けて飛ぶ。ラーツは難無く盾で弾く。
ラーツ 「効かぬ…その程度じゃ小指一本でも倒せるぜ?」
ルッキー 「俺はちがうよ~ん♪クローアタック!」
盾に炎がまとわりつくがまたしても振払われる。
ラーツ 「一匹5秒だ…同化!」
するとラ−ツの体は周りの景色にどんどん消えていく。
ネイル 「みんな気をつけて!これはあいつが見えないだけ…。」
ラ−ツ 「そうだな…見えないだけだが、見えなくては何もできまい。」
チャロ 「私に任せて……ファイヤブラスト!」
火の玉が見えないラ−ツに向かって飛んでいく。
ヒメル 「俺の後ろ!?ブレインロック!」
ラーツ 「くっ……かすったか…どうやら神経が一時的に麻痺してしまうようだ。」
チャロ 「ノヴァショォォット!」
ババッバババッバ……
ハンドガンが連射されラ−ツに当たる。
ラーツ 「く、これですむと思うなよ。ワープ…。」
ヴォンという音がしてその場からラーツは消えた。
ヒメル 「く、逃げたか。大丈夫か?お前ら?」
チャロ 「やつの力はあんなものじゃない。あれじゃ精々準備運動程度…。」
ルッキー 「そうだなっぴ。随分とキ−プしてたもんなっぴ。」
ネイル 「あ、そういえばどうしたの?ルッキーの話じゃ…。」
チャロ 「ここに貴女達がくる一週間前、大きな飛空挺が降り立ちました。
見てみるといきなりそこには基地がたっていました。
警備員になんの基地か訪ねてみました。するといきなり警報がなって…。」
ヒメル 「捕まったんだろ?俺は突撃してきたけどな~♪」
チャロ 「はい……途中でみたものはなにか研究資材みたいなものでした。」
ネイル 「ここで何か研究が行われていたのね…。」
ルッキー 「よーし、手分けして研究材料を探すぞっぴ。」
こうして基地中を手分けして探した。
ルッキー 「どうだった~♪」
ヒメル 「俺が見つけたのは大量のカオスドライブ。」
ネイル 「私は何かの部品?機械のようだけど。」
チャロ 「私はどうやら人間がかいた本のようです。」
ネイル 「本当!?ちょうどイいわ見てみましょう。」
ほこりが被っているその本は題名を「KING」とかいてあった。
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○月○日
私は偉大なる最後の人間、名をハヤトという。
私はこの先チャオを継続するためにある王座を世界の中心に設置することにした。
王として皆を纏めることの出来るチャオを出現させるために。
×月×日
完成だこれぞ最強の力だ…これさえあればこの先心配はない。
試しに私のチャオ、ライフに座らせた。
たちまちライフは強化していき、次第に私以上の力となっていった。
○月×日
ライフは成長し過ぎた、もう私では歯がたたないくらい制御出来なくなってしまった。
あの王座とライフは危険だ。
そう感じた私は世界の狭間におおきな牢獄をおいた。
ここに封印しなにもかも忘れようと。
あれは触れてはいけないと…
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ここできれている。どうやらやぶったようだ。
ヒメル 「どういうことだ?王座はいい世界にするためにあるんじゃないのか?」
ネイル 「そのようね…簡単にいえば兵器ね。」
チャロ 「ラ−ツ達死の虎はそれを手にするために…。」
ルッキー 「これは一大事だっぴ。もう王だなんて目指してられねぇなっぴ。」
ヒメル 「そうだなどうにかして止めないと…。」
ネイル 「そうね。新しい、世界をすくうための旅にでましょう!」
続く