5話 「仲間を求めて」
ルッキー 「王になるっぴねぇ…随分と大きな夢だっぴ……。」
ヒメル 「最近はいろいろな組織が目指してるからな。俺らも戦力を集めてる所さ。」
ネイル 「あなたはいい戦力になるわ。必要なの。」
ルッキー 「分ってるっぴ。心配しなくても面白そうだしついてくっぴ!」
ヒメル 「ありがとうな…。それよりさ誰か強い友達とかいないか?」
ネイル 「まだ足りないからね。」
ルッキー 「いるにはいるんだけど何しろ飛行機とか船が通ってない孤島だからっぴ…。」
ヒメル 「キツイな。かなり…。」
ネイル 「しょうがないわ。誰か頼んでみましょう?」
ルッキー 「それは心配御無用っぴ!」
するとルッキーは携帯を出し、電話し始めた。
ルッキー 「はいはい、……じゃあ5時ね…じゃっぴ~。」
ネイル 「誰?その友達?」
ルッキー 「違う違う…俺の家に電話してヘリ呼んでもらったっぴ。」
ヒメル 「そういうことは早く言えよ…金持ちめ…。」
ルッキー 「妬むな。今日5時、ここに集合だから準備整えとけよっぴ。あっち何もないからっぴ。」
ネイル 「そのチャオは修行してるの?」
ルッキー 「ああ、暫くサバイバルしてるらしいっぴ。序でに異生物も出るっぴ。」
ヒメル 「イエッサー、じゃまたね。」
そう言うとみんな散り散りになった。
序でにイエッサーは外国で女の人に言うと怒られます。
男の人に向けて言うものらしいんで。
~午後5時~
ルッキー 「てめぇら…キャンプじゃねえぞっぴ?そこまで買込まんでもっぴ…。」
ネイル 「この先のことも考えて…ね?」
ヒメル 「腹減っちゃってさ…ね?」
ルッキー 「ネイルは分かるが…ヒメル、お前買いすぎっぴ…。」
ヒメル 「気にしない気にしない…カードお前のだし…。」
最後の部分はとても小さな声で聞こえない声で言った。
ネイル 「さ、いきましょう。」
ルッキー 「そうだな……いくぞっぴ!」
ヘリに乗ること30分、島が見えてきた。
ルッキー 「何だ!?あの基地はっぴ?前にはなかったぞっぴ!?」
ネイル 「その子のことが心配ね。はやく着地しましょう。」
ヘリは島の浜辺で降り立った。
ルッキー 「ここらへんに小屋があった筈だが…ないなっぴ。」
ネイル 「あの基地にいるかも…侵入する?」
ヒメル 「いや正面突破だろ?」
ルッキー 「よし…侵入だっぴ。」
ヒメル 「小心者どもめ、俺だったら突撃で救出だぜ。」
ネイル 「突撃→迎撃→危険でしょ?」
ルッキー 「敵を知ってから突撃するんだっぴ。あの警備員を倒して排気口に入るぞっぴ。」
ネイル 「もうヒメル突撃した…てか中からビ−ビ−警報鳴っとる。」
ルッキー 「何!?くそバカめ、でもあいつを囮にするかっぴ♪」
警備員の服を着て排気口へ突入した。
ルッキー 「狭いなっぴ。大丈夫かっぴ?」
ネイル 「大丈夫だけど…中の方からドカンドカンいってるわね。」
ルッキー 「暴れているんだろ♪いいチャンスだよん。」
ネイル 「そうね……あ、見えてきた。」
ルッキー 「どうやら牢獄へ通じてるみたいだなっぴ。Let GO!だっぴ。」
換気扇を壊し中へ入る。そこにはすでにヒメルがいた。
ヒメル 「お前ら遅いな。こいつらザコだったぜ。」
ネイル 「…まぁいいわ、ん?声がするわ?」
??? 「誰か…いるの?」
ルッキー 「あっちか?行くぞっぴ!」
ネイル 「あなたが…ルッキーの友人。」
??? 「ルッキー、来てくれたの?」
ルッキー 「久しぶりだなチャロっぴ。」
チャロ 「ええ、それより鎖を壊してくれない?」
ルッキー 「分ったっぴ。クローアタック!」
ガキンという音がして鎖と鉄格子が燃焼した。
ルッキー 「どいうことっぴ?なんでここに…?」
チャロ 「それはね……」
??? 「そこまでだ…貴様らも実験台となってもらおう。」
ヒメル 「お前は…。」
続く