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これは一体…?疑問に思ったレナルドはまずこの質問をした。
レナルド「線が円の中に描いてないってことは腕は途切れて、向こう側に伸びてるってことか?」
アレックス「それだよそれ!まさしくそれだ!ジャストだよ!」
本当に意味がわからない。天才マジシャンってか?
いずれにしろ、それで電車は進めないようだ。
もしかすると、電車が通ったらその現象は起きずに轢いてしまう恐れがあるからである。
いまいちその現象を認められず、停止していたのであった。
それで電車が使えなく、心細くなったアレックスは徒歩で途中まで帰ることをレナルドに提案したのであった。
レナルド「なんかよくわかんねーなあ。まぁいいや。それ見てから帰ろうぜ。それならいい。」
アレックス「もう一度行くのかよぉ。なんかあそこ、変な感じがするんだよな」
レナルド「まぁいいじゃねーか。おめーが誘ったんだぜ?」
アレックス「どっちでもいいんだけどな。じゃ、行こうぜ。」
アレックスの体力は元に戻ったらしく、軽快なステップで校外に出た。
レナルドは荷物をまとめる時間を貰えなかったので、苦労しながら歩く。
アレックス「でよぉ、そしたらウィリーの野郎がいきなり[好きだ!]とか言い出すんだよ!」
レナルド「あっはっはっは!思いっきりバカじゃねぇか!」
と、今日起こった面白い話を交えた世間話をしながら駅に向かうのであった。
駅に到着したレナルドとアレックスは、その光景に愕然とした。
切符売り場まで来て、改札口ギリギリに人が集まっているのを見てそこまで行くことにしたのだ。
ギリギリならいいよな?と喋りながらそこに移動。そして、ホームの様子を伺った。
そこには、大量の血痕と大量の死体があった。