第十五話
2匹 「嘘!?」
スイマ 「ホントだよ。転生したのも2回とも4歳の時だったから合わせても16にしかならないんだよ」
アルティメットの歳を聞いて驚く2匹と盗み聞きしてた3匹のチャオ
それはさておき肝心な審査員が来ない・・・
皆にバトンが渡され10分位経った所でやっっと審査員が来た
シン 「遅れてすまない。で、一番にきたチャオお願いします」
スイマ 「シャックさん、リンさん先やってて!僕3番目がいい」
リン 「いいわよ」
3番目に行くとスイマは背負っていた本を開いてなにかの呪文を探し始めた
シン 「じゃあシャックさん」
シャック 「はぁ~い。・・・貴羅貴羅流星群!(きらきらりゅうけいぐん)」
天井が空になりやがて宇宙が広がった
そして無数の大きな星が落ちてきた
星は鋭く地面に深く突き刺さっている
他のチャオ達はバリアで防いだ
シャック 「ふう、審査結果は?」
シン 「まあ合格かな?次お願いします」
この診断結果に納得のいかないシャックは列の後ろに並ぶ
リン 「じゃあ・・・蒼き薔薇の舞!」
この時スイマとシンは浮遊呪文をつかい宙に浮く
他のチャオもつられて浮いた
すると地面から蒼い薔薇がどんどん生えてきた
床を埋め尽くすほどに増えた薔薇は壁なども砕いていく
シン 「う~ん・・・・・合格。次其処のぼく」
リン 「じゃあお先!」
スイマの番が来た
スイマ以外のチャオ達 (何するのかな・・・?)
スイマ 「聖なる光」
するとさっき見ていた本を下を向いたまま一枚破り宙に投げる
宙に浮いた紙は燃え始めた
そして小さな光が現れ床に溶け込んでいった
その瞬間部屋が白の空間になった
シン 「此処は・・・?」
スイマ 「ホワイトホールだよ。戦い続ける者のみが来る秘密の間・・・此処に来れる者は極わずかだよ。ほら、シンさんと僕以外誰も来てない」
顔を上げたスイマは半目で瑠璃色の瞳が青竹色に変わっていた
しばらくすると元の世界に戻った
シン 「・・・・・・・合格!」
ホワイトホールに行かなかったチャオ達は全く分かっていないようだ
スイマはバトンをチェスに渡した後個室に戻った
スイマ 「眠いよぉ~」
アルティメット 「(おそらくスイマ君は相当な体力を消費したんだろう・・・)お疲れ!ベットあるから寝たら?」
スイマはうなづいてベットに寝転んだ
続く