情報管理部医者チャオ編

「さっきから計画計画って・・・一体全体何?計画って。」
さっきから肝心の「計画」の内容がさっぱりつかめない少年。
・・・ナレーターツッコミ失礼ですが、そもそも少年よ、君は何の為にここに来た。

「何って・・・その、チャオガーデンがあんなだったから、クラスのチャオ達にでも手伝ってもらおうかなって、校長室に行ったんだけど。」
あら、そうでしたか;
とまぁ話はさておき、お次は・・・。

「保健室か。・・・チャオって水なのにカゼひくなんておかしいんだよねー。」
それ、掟破りの話題ですよ;
とりあえず、お邪魔しまーすとばかりに入っていった少年。























「・・・あのー?」
「ふむふむ、どうやら問題なくあの計k」
「もしもし?」
「はっくしょん!・・・あー、カゼか、薬はっと・・・。」
「聞いてますかー!?」
「うおぉっ!?・・・何だ、君ですか。驚かさないでくださいね、これでも心臓弱いんです。」
「へー・・・。」

どうやら、医者チャオは何かのファイルを見ていた様子。

「あのー、すいません。さっき、何のファイルを見ていたんですか?」
「うん?あー、それですか。触らないでくださいね、大事な物です。」

とか言われても、どうせ計画か何かが書いてあるはず、見ない訳にはいかない!
と、医者チャオにバレないようにファイルを見る事に・・・。









「ぎぃやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」
「うわわわぁぁあっ!!?」
突然医者チャオが叫びだしました。驚いてファイルから目をそらす。

「・・・・・・・・・・あ、ああ、ゴキブリです、スイマセン。さ、チャオがいないのでは私も仕事が出来ません。また後でどうぞ。」
「は、はははは、はい・・・」
ちょっとギクシャクになってしまった少年。そのまま出てってしまいました。
でも、やはり気になるので、耳をすまして保健室に何があるか聞いて見る事に。

「・・・ふう、出てってくれたか。あの少年がここにいては、計画がダメになってしまう。」
「(僕・・・って、僕に関係があるの?)」
「うむ、予定通り、明日だな。」
「(明日・・・?)」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第240号
ページ番号
3 / 8
この作品について
タイトル
幼稚園のお話
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
週刊チャオ第240号
最終掲載
週刊チャオ第241号
連載期間
約8日