計画実行日・中編
少年が倒れた、その夜・・・。
・・・まだ死んでるよ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ナムアミダブツ×28
「勝手に殺さないでよ・・・。」
しょうねーん!心配かけやがってぇ!
「え?僕、何かした?」
ハ?
「あれ!?もうこんな時間だ!昨日何やってたっけ・・・?」
あらら、記憶が無い様子。少年になにが起こった?
ぴんぽーん
「・・・?誰だろ。」
げっ。まさか?
「はーい・・・。」
ま、待て少年!死に急ぐでない!
「は?死神でも迎えに来てるの?」
いや、そうじゃなくっt
ガチャ
「・・・やあ、こんにちは。」
「あ、校長先生。」
・・・(逃
「突然で申し訳ないが、ちょっとウチまで来てはくれないかね?」
「え、はい。別にいいですけd」
行くなぁ!
「じゃ、留守番お願いね、ナレーター。」(露骨に無視
え?
ぶーん・・・(車で走り去る
・・・しょ、少年が・・・
誘拐されたーーーーーぁ!!
警察はっ!?警察警察!!
ぷつ
何ぃー!?停電だとぉ!!?あいつらの陰謀か!!させぬぞーー!!
『・・・で、ナレーターはチャオワールドに突っ走って行きました。
さて、そうこうしている間に少年と校長先生の様子を見てみましょう。』←作者
「ナレーター、あんなに騒いでどうしちゃったんだろう?」
「気にしないべきでしょう。きっと何かあったのだよ。」
「そうですか?そう言えば「死に急ぐな」とかどうのこうの・・・。」
「死・・・ねぇ。ふふふ、本当にどうしたんでしょうかね?」
「・・・あ、そう言えば。何で僕を呼び出したりしたんです?」
「ああ、それね。実は君の為に用意したイベントがあるんだ。」
「イベント?」
「そうだ。今日は存分に楽しんでくれたまえ。最高のイベントにしてあげよう。」
「はぁ・・・それはどうも。」
『ところ変わって、こちらチャオガーデン。』
「ところでせんせ、何で結局ボク達ここで待つ事にしたチャオ?」
「あの少年の家はせまいでしょう?そこへ皆で入っていったらどうなる?」
「あ、そっか!ギュウギュウづめになっちゃうチャオ!」
「・・・?ナレーターが・・・凄いスピードでこちらに向かっているのを感じる・・・。」
「はて?ナレーターは少年とどんな関わりがあったのでしょうか?私の資料は何も書いていないですが?」
「知らなかったのですか?ナレーターは少年と同居していたのですよ。」
「・・・そう言う事は早く言ってください。情報管理として、抜け目があっては困る。」
「たいした事では無いと判断した上です。」
「それより・・・まだか?せっかくの稼ぎが台無しになっちまうよ。」
「もう・・・そろそろです。みんな準備を進めてください。」
「いえっさーチャオ!」
『・・・あ、ナレータークンを忘れてた。』
『・・・まぁいっか。』(逃