At the gate.

街をぶらつきたい･･･たまには夜中の街探索というのも気晴らしには良いかもな･･･。
実際の所、頭で考えて動くのも嫌いではないが無意識にただ身体を動かす方が好きだ。
普通に考えたらこんな状況で外に出るのは危険極まりないのだが、あの街だけは特別･･･
そんな思いが働いているんだ･･･

そしてたどり着いたのはやっぱりここ。
豪華な邸宅前ですよっと。
向こうから誰か来る！
ミディ「誰だ！」

パラディ「･･･ミディ？」

ミディ「何だ、パラディか、脅かすなよ！」

パラディ「脅かすなって･･･ここは僕の家の前なんだからね？」

ミディ「それは････そうだな」

パラディ「ところでさ･･･あれ使ったの？」

ミディ「あれ･･･？あぁ【ソロバン】か」

パラディ「計算できるらしいしやってみようよ！」

ミディ「そうだな。」

パラディ「じゃあ121＋447＋529＋76＋41＋51＋73＝？」

ミディ「･･･どうやって使うんだ？」
たくさんの碁盤が並んでありそれを使うようだが･･･どう使う？
全く訳が分からない。

パラディ「何か･･･紙切れがあるよ？」

―毎度お買い上げありがとうございます。
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ミディ「･･･」

パラディ「ははは･･･まぁがんばろう･･･」

がんばれねぇよ･･･これぇ･･･高かったんだぞ