In the living room
真っ暗になったリビング。
灯りはすでに消していて、真っ赤に染まった時とはまた別の恐怖感を覚える、いつも遊んでいた場所なのに・・・
昔からずっとここで四人遊んでいたなぁ・・・・
「・・ばぁぁぁぁ!!」
ミディ「どわぁぁぁ?!?」
跳ね上がりそうな程、びっくりした。
無意識に後ろを振り返って姿を確認、そして安堵。
体内では鼓動がいまだうるさく鳴り響いている。
レア「えへへ お~どろいたぁ~?」
ミディ「ふざけるのはやめろ・・・」
レア「こういう時だからこそ脅かすのが有効にな~る~の!」
相変わらず楽観的というか・・・なんというか・・・。
あきれたような安心したような感情を抱く。
ミディ「そういえばあんな羽いつの間にばらまかれたんだ?」
レア「わからないけどあっという間、いつの間にかテーブルの上に箱がおいてあって・・・」
ミディ「待てよお前達トランプしてたんじゃあ・・・?」
レア「あの後パラディが抜けたから、三人で釣りしてたんだよ♪」
ミディ「気楽そうでうらやましいよ・・・」
レア「それでね、たくさん魚が釣れたから何匹が焼いて食べたんだぁ」
ミディ「食事が進まないわけだ・・・」
レア「大丈夫!明日はきちんと当番するし買い食いもしないから!」
ミディ「・・・」
そういって・・・守った例がないよなぁ・・・