~太陽編~第七十六話 凶悪なる魂

サンたちはジャノン山で、レースをすることに。

サン「俺がトップかな?さて、飛ばすぜ!」

いくらサンが熱血といえど、やはりチカラタイプ。ダートとヴァルサのほうが、数段早いことに気づいた。

ダート「そういえば、ベルゼルとサンとズィードはふりだな。」

ヴァルサ「ハシリタイプじゃないもんな。」

とてつもない速さで走っているため、砂埃が出ないので、どこに居るかとか、道しるべが分からない。

クルト「さてと、アレイアよ!光でてらせぇ!」

浄化の剣、アレイアから、光の弾が出る。

クルト「これで大丈夫だな。さていこう。」

他の皆とは違い、クルトはマイペースだ。」

ズィード「はぁ~~~♪空を飛べたらなぁ。」

ズィードは他の皆と全く違って、止まって休んでいた。

ベルゼル「さて、どこかな?」

炎を頼りにして、風の方向を調べながら奔るベルゼル。

それぞれ、みなやり方がちがかった。

サン「ん?」

立ち去れ・・・・立ち去れ・・・・・

サン「誰だ?」

さもなくば・・命は無い・・・命は・・・無い!

この声は森中に広がった。

ダート「出たな。悪戯小僧め。」

ヴァルサ「だからやなんだよなぁ。あいつ。」

どうやら、ダートたちは正体を知ってるようだ。

クルト「この声は、なんだろう?とりあえず進もう。」

一方、クルトは気にしないタイプのようだ。

ベルゼル「うげぇ・・・気持ち悪い声だなあ。」

ベルゼルはさっきより数倍速い速さで、走りぬける。

そのころ、ズィードは・・・・・・・・・

ズィード「ぐぅぅぅぅぅ・・・・・ムニャムニャ・・」

熟睡中だったので、気づいていないようだ。

????「フフフ・・・皆そろって怖がるがいいさ。僕の為にね。」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第140号
ページ番号
147 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日