~太陽編~第六十二話 光VS闇!
サンは妙な地の小屋に閉じ込められ、シールとその部下に囲まれている。が、小屋がいきなり光った!
シール「何事だ!?」
小屋はどんどん光に浄化されていく。
サン「この光は、クルト!」
小屋は完全に浄化され、黒チャオは普通のチャオに戻ってしまった。
シール「誰だ!?」
クルト「僕の名は・・・・クルト!」
アクアマリンの身体を輝かせ、浄化の剣、アレイアを挙げる。
サン「クルト!」
クルト「サン!はしれ!勝負は始まっている!不戦敗になるぞ!」
サン「お、おう!」
サンはシールを無視して走り出すが、シールはサンの前に立つ。
シール「にがさねぇぞ。」
クルト「お前に相手は僕だ!」
クルトは剣でサンを囲う。
サン「クルト・・・」
クルト「ここは会場の裏だ!会場は北!急げ!」
サンは何も言わずに走っていく。
シール「よくも、逃がしてくれたなぁ。貴様は、闇によ―」
クルト「お前は、光によって、浄化する!」
シールは驚いて、身を引くが、すぐ弓矢を構える。
シール「お前じゃ俺の相手じゃねえ!闇の矢!」
闇のオーラを纏った矢が、クルトに向かっていく!
クルト「ホーリー・ブレード!」
剣が光り、闇は浄化され、普通の矢となる。
シール「ち・・エンドレス・ブラッカー!」
闇の矢が無数に散らばる!
クルト「アルティメット・ホーリー!」
究極の光は、シールと共に、矢をも浄化する。
シール「がぁ!」
クルト「どうだ?僕の光、とくとみよ!」
シール「貴様は所詮子供。成体のほうが、力は上だぁ!」
シールの腕は闇にとらわれ、クルトを吹き飛ばす。
クルト「・・・僕は、子供でも、サンと戦ってから強くなったんだ。」
シール「あぁ?」
クルト「僕に足りないものが分かったからだ。お前に足りないものが分かるか?」
クルトは侮辱したような目でシールを見る。
シール「どっちにしろ、お前はここであの世いきさぁ!」
シールは闇の腕で殴りかかろうとする。
クルト「僕に足りないもの―それは―」
クルトの周りに、薄い膜のようなものが張り、シールの腕は防御される。
シール「進化だと?」
クルト「僕に足りないものは、諦めない心だぁ!」
クルトの周りに、完全な水色の繭が張る!
続く