~太陽編~第五十八話 風と炎が轟く会場
サンは、ハーバーにズィードと戦うことを示された。
サン「次の相手はズィードか・・・」
ズィード「僕、負けないよ!」
ズィードはいち早く会場へはしる。
サン「だもんな!俺だってまけねぇ!」
サンも、ズィードに続き、会場の扉を思いっきりあける!
ハーバー「さぁて!早くもベストテンに達した者同士の戦いだぁ!」
サンはその声と共に、入場する。
ハーバー「二人同時に紹介するぞ!「赤き燃える闘魂」サン選手と、「風を操る剣士」ズィード選手だぁ!」
サンとズィードは会場のステージで向き合う。
ハーバー「ようし!試合開始!」
ゴングがなった瞬間、二人とも動き出した。
サン「エクスカリバー!!」
聖なる剣が、衝撃波となって放たれる!
ズィード「風牙真剣・嵐壊・旋風豪嵐!」
風牙真剣は、竜巻と化し、サンの衝撃波を消す!
サン「バーニングトルネイド!」
炎の竜巻と風の竜巻がぶつかり合い、相殺する。
ズィード「風牙真剣・ズィード流奥義!」
サン「究極技・アルティメット―」
二人とも動きを止め、その場へ立ち止まる。
ズィード「全風・除・爆嵐!(ぜんふう・じ・ばくらん)」
竜巻が何個にも分かれて、サンを襲う!
サン「ヴォライガー!!」
炎の隕石が連続してとび、最後の炎で竜巻をかきけそうとした。が、炎は消滅してしまった。
ズィード「いくよ♪風牙真剣ズィード流絶滅奥義!「乱・風・殺」!」
ズィードは風牙真剣をめちゃくちゃに切り、竜巻が乱れていろいろなところへ飛ぶ。
サン「究極技がきかないのか・・なら!これでどうだぁ!」
サンは前へ踏み出し、竜巻の前に立ちふさがる。竜巻はサンをめがけていっせいに集まる。
ズィード「おわりだ~♪」
サン「(竜巻は風。中は真空だから、炎は消える。だが、この技は違う。なんせ、原料が・・)違うんだよ!」
サンはギャラクシーを思いっきり振る。すると炎の鎧がサンに纏う。そう、ヘルブラストモードだ。
ズィード「よし!竜巻は炎より強いんだ♪僕の勝ち!」
サン「レヴァ・ズ・オウグ・改!!」
ヘルブラストモードの炎を、剣に取り込ませ、レヴァ・ズ・オウグを放った。
炎は、竜巻を貫きながら、ズィードを吹き飛ばす。
ズィード「竜巻が・・・やられた・・・・・」
ズィードは倒れこむと、大歓声が起きる。
サン「ズィード・・・俺の勝ちだ!」
そのとき、ズィードの様子が変化していった。
続く