~太陽編~第五十五話 千体バトル

サン「バクガンってのはどんなやろうだ?」

サンは入場しながらつぶやく。

ハーバー「「98ながらも圧倒的な強さを誇る炎の熱血チャオ」サン!!選手!!」

ワァァァァァァァァァァァ!!!

ハーバー「「その数はまさにサウザンド!ずばり!どんな奴等もパワーでねじ伏せる!」バクガン!」

ワァァァァァァァァァァァァァァ!!!

サンの敵は、千体以上いた。そう。バクガンとは、チーム名なのだ。

サン「おおすぎじゃねえか?」

バクガン1「突撃ーーーーーー!!!」

バクガン共「おぉーーーーーーーー!!!」

バクガンのチャオ達はサンめがけ、突進していく。

サン「ちっ!」

サンは高く飛び上がり、ギャラクシーを下に投げる。

バクガン190「おおっと。あぶねえ!」

バクガン577「うえだぁ!」

サンは狙撃隊のスコープに狙われ、身動きが取れない状態となっていた。

サン「吹き飛べ!バーニング・トルネイドォォ!」

バクガンの何匹かは、竜巻に飲み込まれ、場外へほおり出される。

バクガン791「ちぃ!百体はやられた!」

バクガン1000「フ・・アレを使え。」

バクガン419「は!」

サンは体勢を立て直すと、一気につっこんでいく。

サン「アルティメット――――」

バクガン236~681「ハッシャ!」

バクガンたちの肩にかけられた大砲から、毒入りの玉が発射される。

サン「だめだ・・・ここでやったら・・・そうだ!」

サンはまた上へ飛び上がる。

バクガン1000「愚かなヤツメ。狙撃隊!特大砲は用意してあるな?」

バクガン狙撃隊「は!発射準備!」

バクガン1000「発射!!!」

ドォォォォォォォォン!!と、ものすごい音と共に、大砲が発射される。

サン「ゴスト戦で使った技・・・レヴァ・ズ・オウグ!!」

炎は大砲を押し返し、ばらばらにして吹き飛ばす。その破片はバクガン達を押しつぶす。

バクガン1000「ぐはああ!!」

サン「一昨日きやがれ!」

ハーバー「この危険な勝負を制したのは、サン選手だぁ!!」

ワァァァァァァァァァァァァァ!!

控え室に帰ると、サンはリングを受け取り、ズィードと話す。

ズィード「サンはまだ60?僕なんてもう34だよ?」

サン「俺はマイペースなんだ。」

と、ハーバーが部屋へ入ってくる。

ハーバー「次の試合に勝てば、9だぞサン?相手は無敵と呼ばれる・・クルト!」

サン「クルト?」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第135号
ページ番号
102 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日