~太陽編~第四十四話 異常事態

九戦目まで進んだスペースバトルトーナメントだが・・

デルクロ「では十戦目!・・あれ?」

デルクロが呼んでも、次のチームが出てこない。

スポンサー「大変です!ヴァルサのチームと、サンのチーム以外は・・」

デルクロ「そうか・・では、中止に・・」

デルクロが言いかけると、サンは舞台へあがる。

サン「おらおら~!なにがあったかしらねえが!ヴァルサとかいうやつ、出て来い!」

サンは舞台の真ん中で叫んだ。

ヴァルサ「生きのいいやつが出てきたな。面白い。」

ヴァルサは控え室からでて、舞台へあがる。

デルクロ「ちょっと待て!まだ指示が・・」

???「いいじゃないか。はじめろ。」

デルクロ「はい・・さぁ、トラブルがあったが決勝へ持ち込み!最終ラウンド!」

【最終ラウンド・サンVSヴァルサ!試合・・・】

サン「開始!」

サンは自分で開始の合図をした後、ギャラクシーを持ってつっこむ。

ヴァルサ「命知らずめ・・一刀流・・炎縛!」

ヴァルサ得意の四刀流戦術のひとつ、炎を操りし炎縛を抜いた。

サン「かまわねえ!ファイヤーターーーックル!!!」

サンは炎に包まれ、そのままヴァルサへとつっこむ。

ヴァルサ「火は凍りに弱く、強い。火は水に弱く、強い。ならば・・」

ヴァルサは炎縛を上にかかげる。すると炎縛より炎が浮かび上がってくる。

サン「なに・・・炎が・・・消えてゆく・・・!?」

サンの体にまとわっていた炎は消え去った。

ヴァルサ「炎縛流剣術・・さぁ、本番といくか。」

サン「上等だぜ!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第132号
ページ番号
82 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日