~太陽編~第三十九話冷気と熱気!

デルクロ「さぁて!第三戦も行くぞぉ!!」

【三戦目・ヒートVSコルダ!試合開始!】

ヒート「先手はいただいたあ!」

ヒートは手に炎を掲げ、コルダを殴る。

コルダ「まだ始まったばかりですよ。」

コルダは、氷の盾で、防いだ。

ヒート「馬鹿にしやがって!くらえ!フレイムナックル!」

炎の拳はコルダに命中する。

コルダ「おやおや。罠に引っかかってくれましたね。」

さっきヒートが殴ったのは氷の偽者。本物は地面に溶けて潜んでいた。

ヒート「うるさあい!ウルトラファイアー!」

ヒートの周りから、とてつもない炎が出てくる。

コルダ「無駄ですよ。ハイパーフリーズ!」

炎は一瞬にして凍り、ヒートも全体を凍らされた。

ヒート「(まだまだぁ!はあああああああ!!)」

バリイイイイイイン!氷はとけ、ヒートが出てきた。だが、後ろにいるコルダはそれを予測し、足を凍らせた。

コルダ「足止め氷。どうです?これでとどめです!氷柱!」

コルダの手に氷の柱ができ、それをヒートに向かってふった。

ヒート「がはぁっ!」

ヒートはリングアウトした。

デルクロ「勝者ぁ!コオーーールダーーーー!」

ワアアアアアアアァァァァァァァ!!

デルクロ「またまたいくぞ!第四戦!」

【四戦目・ヴァイサVSザキ!試合開始!】

ヴァイサ「・・・・・・・・・・・・完解。」

ザキ「いくぞ!」

ザキは手に爪をはめ、殴る。

ヴァイサ「甘口・・・・・・・・・・旋回!」

ザキ「はあ?」

ヴァイサはぐるっと一回転し、剣を取り出す。

ヴァイサ「氷縛・・・・・・斬!」

氷のチカラが宿った剣で、一回斬ると、そこには氷の壁ができた。

ザキ「なっ!?」

ヴァイサ「完了・・・・・・・・二刀・・炎縛!」

今度は炎のチカラが宿った剣を取り出し、二刀流にした。

ザキ「ふ・・いくぜぇ!はっ!」

ザキは殴ったが、氷の壁に防御された。

ヴァイサ「炎氷縛・・・・斬!」

二つの剣を同時にふり、その反動でもう一つ剣を取り出す。

ザキ「さ・・・三刀流!?」

ヴァイサは右手に二本、左手に一本持っていた。

ヴァイサ「雷縛・・・・・・・三剣・・・斬!」

ヴァイサが斬ったところには、時空の渦ができていた。

ザキ「なんだかしらねえが、いくぜえ!」

ザキは思いっきりジャンプする。

ヴァイサはまたまた剣を取り出す。

ヴァイサ「風縛・・・・・四剣・・・斬!」

ヴァイサは時空の渦に向けて斬った。するとその衝撃波が、ザキに命中した。

ザキ「ぐはああああ!!!!!」

ザキは消え、跡形もなく消し飛んだ。

デルクロ「しょ・・・・勝・・・・者・・ヴァルサ・・・・・」

・・・・・・・・・・

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第129号
ページ番号
73 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日