~太陽編~第三十八話剣士同士の戦い

????「さぁて始まりました!スペースバトルトーナメント!最初のバトルは・・このひとたちだぁ!」

会場には、観客二千人以上。とてつもなく広い。そこの両脇から、二つのチームが出てくる。

デルクロ「申し送れましたが、司会を勤めさせていただく私、デルクロと言います。」

【一戦目・ブレズVSシュド・試合開始!】

ブレズ「俺の誇りにかけて・・貴様を倒す!」

シュド「・・・・・・・・・・・・・・・」

ブレズは走り出し、シュドをめがけてたたっきる。
が、シュドは軽く避け、一つの剣を取る。

シュド「・・・(一刀流旋風・除瀬覇!)」

シュドが剣を一振りすると、ブレズは観客席まで吹っ飛んだ。

デルクロ「しょ・・勝者!シュド!」

ワアアアアァァァァァァァァァ!!

デルクロ「では、どんどんいくぞ!第二戦!」

【二戦目・ズィードVSクルス・試合開始!】

ズィード「君が相手か♪いっくぞぉぉ!」

クルス「時速三時間で倒してやる。」

サン「がんばれええ!ズィードォォォォォ!」

スパラ「まけんじゃねえぞおお!」

ズィードはスコップで地面を掘り始めたが、クルスは剣を構えたまま目をつぶりじっとしている。

クルス「真剣!颯爽切りぃ!い?」

クルスはズィードが掘った穴に気づかず、そのまま落ちてしまった。

ズィード「風牙真剣奥義!烈震斬!」

穴から上がってきたクルスを、落としては上がり、落としては上がりと繰り返すズィード。

クルス「辛いぜ・・・」

ズィード「そろそろいいかな?」

クルスはやっとあがることができ、ズィードに向かって突進する。

クルス「はああああああああ!!!!」

ズィード「ハイ残念。」

クルス「へ?」

ドゴオオオオオ!!

ズィードがよけたために、クルスはものすごい勢いで場外落ちした。

デルクロ「勝者!ズィード!穴を封鎖するため、十分間の休憩とさせていただきます。」

ワァァァァァァァァァァァ!!

サン「ナイスだズィードォ!」

スパラ「よくやった!」

ズィード「うん!」

ズィードは飛びっきりの笑顔で答えた・・が・・

ダート「(うるさすぎる・・・)」

一人だけ不満のやつもいた。

サンチーム、一戦目突破!

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第129号
ページ番号
72 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日