~太陽編~第三十二話五大幹部!その二!

白い渦の中に入り、新たな場所へと移動するサン。

ズィード「うわ!目が回る~♪」

ダート「あいかわらずだなズィード。いくぞ。」

ダートとサンはズィードが遅れているのにもかかわらず、先へ進む。

ズィード「おいてかないで~!」

シュウウウウウン・・・・と、白い渦が消えた。

サン「ここは・・・また暗闇なところだな。」

ダート「そこにいるのは分かってる。でてこい!」

すると物陰から、一匹のチャオが現れた。

グレンズ「フ・・・・よく分かったな。俺はグレンズ。五大幹部の二番手さ。」

ダート「言われずとも分かる。」

グレンズは、ダートとにらみ合った後、剣を抜こうとする。

ズィード「ちょっとまった~~!」

また白い渦が現れ、中からズィードが出てきた。

サン「おうズィード!今から戦うところだ。」

ダート「誰がいく?」

グレンズは無視し、サンたちで作戦会議をした。

ズィード「じゃあ僕が行くね。」

グレンズ「フ・・・誰が相手でも結果は変わりはしない。」

グレンズは決め言葉を言うと、身を低くして走り出す。

ズィード「ズィード流、撲滅奥義!風牙真剣!」

ズィードは、風で刀を作り出す。

グレンズ「はじいてくれよう!グレートソード!」

グレンズも剣を抜き、ズィードの風牙真剣をきる!

ズィード「ズィード流、風魔奥義!圧剣鳳凰斬!」

剣圧が、疾風となり、グレートソードをはじく!

グレンズ「ぐっ。まだまだぁ!」

グレンズは二本目の剣を抜いた。

サン「ズィードも力を上げてるが・・・・どこで修行したんだ?」

サンはポヨをハテナマークにして言う。

ダート「イメージトレーニングだ。俺らが戦ってるとイメージが沸く。」

ダートはつぶやく。

ズィード「ズィード流、大風奥義!嵐風螺旋斬り!」

風牙真剣に、竜巻がまとい、グレンズに向けて斬る!

グレンズ「なに!?この回転は!?グハァッ!」

グレンズは遠くに吹き飛ばされ、倒れこむ。するとまた、白い渦ができる。

ズィード「さぁ!いこう!」

白い渦に入り、先へ急ぐ。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第126号
ページ番号
61 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日