~月編~第六十七話 政府の裏
森を抜けたムーン一行。さて、政府はどのようなところなのか?
ティル「みて!政府だ!」
大きな豪邸みたいなかんじの政府だった。
ガルズ「こっちは月の支部。反対側に太陽の支部がある。」
ムーン「いこう!」
政府の入り口を無理やり開き、中を静かに歩く。
ゼイン「何もでないところが不気味だな。」
スター「罠とかあるかもしれませんね。」
ムーン達は慎重に進むと、一つの扉が目に入る。
=政府本部=
その扉を開き、中に入るといろいろなチャオがいた。
政府チャオ1「お前ら、何者!?」
政府チャオ2「侵入者か?」
どうやら、警戒されているようだ。
ムーン「どうやら、腹を割って話してくれそうも無いね。」
ガルズ「ヴルグの組織との取引を認めろ。」
政府のチャオ達は全員驚く。
???「お前・・・・・ムーンか?」
ムーン「僕はお前なんか知らない。」
ライツ「ライツと申すものだ。」
見ると、ライトカオスに見えるが、月の模様がある。
ティル「仕方ない。ライツとやらと勝負するしかないね。」
ライツ「私と勝負する・・・か・・・?メテゾウル同様、あの世に送ってやろう。」
ムーン「父さん同様!?」
ムーンのカオは青ざめた。(いや、紫だろ。
ライツ「いくぞ―ムーン!」
ズバァァァァァン!!政府本部の奥のほうで、壁が壊された。
???「父上同様・・・だと?許さん・・・お前の相手はこの私だ!」
ライツ「新手か・・・?」
ムーン「グ・・・グロウ!」
そう、今入ってきたチャオはれっきとしたムーンの兄、グロウ。
ガルズ「グロウ様!」
グロウ「ガルズか・・久しぶりだな。そしてムーン。こいつは俺に任せて、奴を倒せ。」
ムーン「やつ?」
奥のほうの壁を抜かしたのはグロウではなく、怪物のようなチャオだった。
???「ククククク・・・月の子が相手か・・・」
ムーン「仕方ない。兄上様のご命令だもんね。勝負だ!」
ムーンとグロウとガルズ以外、唖然として声が出ない。
ムーン&グロウ「いくぞ!」
続く