~月編~第四十一話その名は神
バルファを倒し、闇ムーンを追い払ったムーンたちは、グロウの言うべき元に、進んでいく。
ムーン「本当にこっちであってるの?」
グロウ「ああ。私の記憶に間違いはない。」
グロウは意外と冷静に言ったことから、ムーンは信じてしまった。
スター「あそこに町が見えますよ!」
ゼイン「いってみるか?」
ムーンたちはちょっと息抜きに、と、町へ向かうことにした。
グロウ「(おかしい。あんなところに町など存在しなかった。)」
町へつくと、村長みたいなチャオが、朝礼を行っていた。
???「皆の者、悪しき邪悪な奴等が俺を狙ってるという噂だ。」
村チャオ1「村長様を命にかけてもお守りします。」
``2「もちろんです。」
その謎のチャオのところに、ムーンは向かった。
ムーン「あのぉ。闇チャオの本拠地を知ってるんですか?」
???「貴様は・・・誰だ!?」
そのチャオは驚きを倒せない表情で、ムーンに質問し返した。
ムーン「あ!僕はムーン。君は?」
ゾルグ「俺はこの村の長、ゾルグ。ムーン、お前は闇チャオを狙ってるのか?」
ゾルグは身をマントに隠しつつも、攻撃体制だということは分かった。
ムーン「僕の・・父親なんだ。闇チャオの・・・・・」
ゾルグ「フン・・・ならば、俺もついていこうか。」
村チャオ1「村長様!?」
ムーンらは、顔色一つ変えなかったが、村のチャオは、とてもあせってる様子。
ゾルグ「心配無用だ。俺も戦闘のために生まれてきたようなもの。」
グロウ「・・・・・・・・・・・・・」
ゾルグは一回グロウに視線を合わせると、すぐさま立ち上がり、ムーンたちのほうへと歩く。
ゾルグ「さぁ、いくぞ。闇の本拠地へ。」
ムーン「はい!」
ゾルグについていくこと三時間。ムーン達は滝の近くまで来ていた。
ゼイン「どう見ても滝なんだが。」
スター「この中にあるとか。」
ゾルグ&グロウ「そのとおりだ。」
ムーン達は滝のなかをくぐると、そこは壁にシート、床にシートが張り巡らされた洞窟だった。
ムーン「(この先に・・・・・・父さんが!)いこう!」
少し不安を抱きつつも、一番早く走っていったのはムーンだった。
?????「あぁ、ここであいつらを・・ぶったおせばいいんだろ?」
?????「そのとおりだ。後は任せたぞ。」
?????「さて・・・・どんな地獄を見せてやるかなぁ?」
続く