~月編~第二十四話うなる剣!叫ぶ拳!
ムーンはあの勝負から目を覚まさなく、眠ったままだ。
ゼイン「ムーン。どうしたんだ?」
バタン。するとスターとビィレが入ってきた。
スター「どう?」
ゼインは首を横に振る。
ビィレ「異常なし。風邪でもないし、病気でもなく怪我じゃない」
ゼイン「どうなってんだ?」
みんなムーンを心配していた。
ムーン「う・・う・・」
ゼイン「ムーン!?・・うなされてるのか。」
~ムーンの心の中~
ムーン「父さん?母さん?どこ?」
ムーンは、実の父親、母親を探していた。
???「つきを・・壊させないで。」
???「頼む。ムーン。お前なら・・できるさ」
ムーン「父さ・・!!!!」
ふと立ち止まると、手が熱くなっていて、ミラフォースが鼓動を打っている。
ムーン「え・・ミラフォース!?なに?この声!?」
ムーンには聞こえた。ミラフォースの声が。
「我が主となりて・・真の敵を倒せ」・・・と
ムーン「真の敵?どういうことなの?ねぇ!教えて!ねぇ教え・・・・・」
--------------------------
ムーン「はっ!!」
スター「ムーンさん!!」
ゼイン「ム・・・ムーン!!」
ビィレ「ムーン!」
ムーンは余り嬉しそうじゃなく、考え込んでいた。
ムーン「(あの声は一体・・真のてきってなんだろう?)」
ゼイン「ムーン・・どうした?」
ムーン「なんでもないよ!それより、ミラフォースの発見地ってどこ?」
ゼインはなにやら深刻そうな雰囲気で、ムーンに言った。
ゼイン「行きたいのか・・いいだろう。アヴェストキャニオンへ行くぞ。(ムーンも・・やはりあの人の子なのか・・)」
町を出て、アヴェストキャニオンを目指す。
続く