~月編~第二十四話うなる剣!叫ぶ拳!

ムーンはあの勝負から目を覚まさなく、眠ったままだ。

ゼイン「ムーン。どうしたんだ?」

バタン。するとスターとビィレが入ってきた。

スター「どう?」

ゼインは首を横に振る。

ビィレ「異常なし。風邪でもないし、病気でもなく怪我じゃない」

ゼイン「どうなってんだ?」

みんなムーンを心配していた。

ムーン「う・・う・・」

ゼイン「ムーン!?・・うなされてるのか。」

~ムーンの心の中~

ムーン「父さん?母さん?どこ?」

ムーンは、実の父親、母親を探していた。

???「つきを・・壊させないで。」

???「頼む。ムーン。お前なら・・できるさ」

ムーン「父さ・・!!!!」

ふと立ち止まると、手が熱くなっていて、ミラフォースが鼓動を打っている。

ムーン「え・・ミラフォース!?なに?この声!?」

ムーンには聞こえた。ミラフォースの声が。

「我が主となりて・・真の敵を倒せ」・・・と

ムーン「真の敵?どういうことなの?ねぇ!教えて!ねぇ教え・・・・・」

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ムーン「はっ!!」

スター「ムーンさん!!」

ゼイン「ム・・・ムーン!!」

ビィレ「ムーン!」

ムーンは余り嬉しそうじゃなく、考え込んでいた。

ムーン「(あの声は一体・・真のてきってなんだろう?)」

ゼイン「ムーン・・どうした?」

ムーン「なんでもないよ!それより、ミラフォースの発見地ってどこ?」

ゼインはなにやら深刻そうな雰囲気で、ムーンに言った。

ゼイン「行きたいのか・・いいだろう。アヴェストキャニオンへ行くぞ。(ムーンも・・やはりあの人の子なのか・・)」

町を出て、アヴェストキャニオンを目指す。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第122号
ページ番号
41 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日