~月編~第十四話弧の国!後編
夜・・・・・
ムーン「ん・・う~ん・・ふわあぁぁぁぁ。おきたおきた!あれ!?」
ゼイン「どうした?」
スター「どうしたんですか?」
みんなおきていたらしい。そして、ムーンたちは外の、すこやかな明かりを見つめる。
ムーン「あそこに明かりがあるんだ。大声もするし。」
ゼイン「いくか。」
スター「いきましょう!」
階段を下りて、家の人を起こさないよう歩き、外へ出る。
ビィレ「まって!!私も行く!」
ムーン「ビ・・ビ・・ビィレ!?」
ゼイン「ついてきたいみたいだぜ。」
するとビィレはうなずいた。どうやらお嬢様の癖して本当に連れて行って欲しいらしい。
ムーン「ついてくれば?別に邪魔じゃないし、スコピウオ強いし。」
ビィレ「ありがとうございます!必ずお役に立ちます!」
なんかすっごいお嬢様みたい・・とおもうムーン一行。
そして、光のもとへ急ぐと、コロッセオみたいなところがあった。
周りのチャオ「あの「ユーロ」ってチャオ、もう99連勝よ。」
周りチャオ(略「そうチャオ。もう勝てる人いないチャオ。」
その話を聞いたムーンは、黙ってコロッセオに入る。
ワァァァァァァァ!!ムーンが入った瞬間、歓声が沸き起こる。
ヒゲチャオ「そなたたちが挑戦者じゃな?ならば、一人選ばれよ。あのユーロと闘うやつを。」
ムーン「闘うんですか?この闘技場で。一対一で?」
ヒゲチャオ「そうじゃ。」
ムーンたちは作戦を立てて、ムーンが前に出る。
ヒゲチャオ「そなたが挑戦者じゃな。ならば出陣せよ。」
ゼイン「ムーン・・まけるなよ!」
スター「がんばってください!」
ビィレ「どうかご無事で。」
ムーン「OK!勝ってくる!」
ワァァァァァァァァ!もう一度歓声が沸き起こる。
ユーロ「お前が次の相手か・・100連勝の踏み台になってもらうぞ。かけるものは、俺は99連勝の賞金、お前は命だ。」
ムーン「わかった。」
ピーーーーーーーー!!!笛が鳴った。戦いの合図だ。
ムーン「月剣!・・・・ミラフォース!」
ユーロ「コールグローブ!ウイングレオを呼べ!」
羽のついた獣が、光臨される。
ムーン「でかいな・・だけど!僕は、負けないぞ!」
ユーロ「ウイングレオ!火を噴け!敵を切り裂け!」
ウイングレオは、手についている鋭いつめをムーンにむけ突進してきた!
ムーン「第一・・・剣技・・・残像二刀!Wクレセントサンダー!」
腕をすばやく動かして、剣が二個あるように見せ、クレセントサンダーをはなつ!
ウイングレオ「ギャァァァォォォ!!!」
クレセントサンダーを食らったウイングレオは、そのまま消滅した。
ユーロ「なかなかのものだ。フリーズシャーク降臨!かみつけ!引き裂け!」
氷の属性を持ったさめが降臨された!いきなり、ムーンに向かってもう突進してきた!
ムーン「第二・・剣技!ミラーシールド!」
さめは吹き飛ばされた!
ユーロ「こうなったら・・エレキホーク!イラプションドラグーン!降臨!炎よまとえ!電撃よ咆哮せよ!」
二体の獣はムーンに炎と電撃をくらわした!
ムーン「ふう・・いままでとても弱いやつと戦って99連勝か。つまんないなぁ。一気に決める!」
すると、ムーンは空高く飛んだ!
ユーロ「防御が出来まい!空中攻撃だ!!炎!雷!」
もう一度、二匹の獣は火を噴き、いかずちを発した!
ムーン「いくぞ!新技!月刀破斬!オーバー・ライトニング!」
クレセントサンダーの何千倍もの電力を出して、会場をあらした!
・・ジジジジジイジジジジジジジジジジジジジ!!
ヒュウ~~~サァァアァ・・・・
ムーン「よっと!たおしたよ!賞金は?」
よくみると、ユーロが倒れている。
勝者ムーン!ワァァァァァァ!そのときも、歓声が沸き立った!
続く