~最終編~第九十八話 ファイナル・エンペラーとの死闘!

エンペラーは、何故か光の龍となり、話し始める。

Fエンペラー「僕は昔、違う星に住んでいて、とても頭がよく、スポーツも万能な優秀なチャオでした。」

『エンペラーの、昔話』

僕は、親が金持ちだったので、大富豪邸に帰りました。ですが親はもう死んでしまい、今いるのは僕と、執事と、お手伝いさんだけです。
執事「夕食は、スペシャルディナーでございます。」

エンペラー「ありがとう。」
いつものように座ってテレビを見ていると、ニュースが入ったんです。

アナウンサー「今日、昼頃、記者が公園を通りかかったところ、スポーツがとても得意な少年を見つけました。その名も、エンペラー君です名前が「帝王」ですよ。」

という、ニュースを見ました。

次の日になってみると、友達の家に電話をかけても出ないし、電話もかかってきません。どうしたのかなと思うと―家に言ってみたんです。そしたら・・・・・・

???「はい。」
エンペラー「あ、僕だけど、どうしたの、なんかあった?」

???「・・・・・・・・・・・」

ここで、ガチャっときられてしまいました。このとき、原因を考えました。そして、昨日のニュースを思い出したのです。

そして、テレビの会社に訴えに行ったら、「コチラには関係ないから」といわれました。
とてつもなく裏切られたようなかんじで、すごくいらつきと、不安が募りました。

それから僕は、この名前のせいかいくところもなく、一人旅に出ることにしたのです。

ですがこの名前では受け入れてもらえないので、別の名前を使いました。

その放浪のたびで、また一人の友達ができました。僕と一緒に、旅を続けてくれるというのです。

それは、長続きしませんでした。
それから、僕は又再び、一人旅を始めました。

ですが、こんな僕にも、頼れるところがあったのです。
道場の師範さんに、認められて、習い事をしました。

これも長続きしませんでした。
エンペラー「何で僕だけ・・・・・・・・・・こんなに・・・・・・・」

????「いいのだぞ・・・・恨んでも・・・・・・・憎んでも・・・・・」

エンペラー「誰?」

????「お前には闇の素質ってものがある。これから、私のところへ来ないか?」

エンペラー「いいの?」

そのチャオはうなづいて、きがついたらどこか別の場所にいました。

Fエンペラー「これで、僕は・・・・・・闇と、か、化しました・・・・が、お、お願いです・・・もう一つの、・・・闇を、必ず、たお、して・・・・・」

すると、光の竜はたちまち黒くなり、黒い龍になった。

ムーン「こんな過去が・・・・・・・・」

Fエンペラー「本物が世話になったな。では、ハジメルゾ!!」

いきなりエンペラーの体が真っ二つに斬れ、又再生した。

サン「貴様のようなくず野朗は・・・・オレがぶったおしてやるぜ!」

Fエンペラー「ほざけ!オレは、俺は、マ・ケ・ナ・イ!」

突如闇が暴走し始め、抑えきれないほど大きくなる。

サン「くらえ!」

だが、剣もきかず、はじかれる。

Fエンペラー「残念だったな!闇のバーストショットガン!」

闇の弾が連射され、さっきよりも数も、大きさも増加している。

ムーン「ぐあ・・・・・・・・・・・」

グロウ「く・・・・・・・・・」

サン「駄目だ・・・・・・・・きかない・・・・・・・」

Fエンペラー「フハハハハハハハハ!!!!!オマエラナゾテキデハナイワ!」

闇の腕でなぎ払われ、さっきよりも大きくなった空気の結界に、突撃する。

ムーン「ぐ・・・・・・・・・」

サン「アルティメット・・・・・・・・・・・

Fエンペラー「無駄だ!」

体全体の闇が伸び、空気の壁に押し付ける。

グロウ「がは・・・・・・・・・」

すると、全員の救う力が、消えてしまう。

Fエンペラー「これでも・・・・・・・くらえええ!!!!」

闇の腕で、連続で殴る。

ムーン「くううううう・・・・・・・・・・・・」

サン「ぐぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・」

グロウ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

Fエンペラー「俺は・・・・・永遠不滅の闇だぁ!!!」



ゾルグ「よくやった、ティル、ヴァルサ!」

ヴァルサ「疲れた~~~」

ティル「あたしに任せてよかったでしょう!」

そして、ゾルグは集まった全員に聞かせる。

ゾルグ「皆のもの!よく聞け!いま、上空で世界を平和でもたらすため、戦っているものがいる!お前らも知っているだろう!政府や、組織全体が何をしたか!そいつらを消すために、戦っている!・・・・俺たちが出来ることは、上空の光っている宝石に、願いことだ!」

コーラシアの頂上は、その言葉が終わったときに、ざわつくが、ゾルグは続ける。

ゾルグ「この星をから、闇という邪悪な存在を消すため、あの戦っているものに、願いを届けるのだ!」

Fエンペラー「さぁ、コイツでとどめだ!!!!!ダークネス・オーバーロードォォォォ!!!!!!」

体から巨大な闇を放出し、一気にムーンたちへ飛ばす。


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第145号
ページ番号
173 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日