~最終編~第八十八話 絶対零度の水
三星の遭遇した一行は、冥王星のフルクを倒し、次は海王星のネピュチャー。
ガルズ「ダイレクト・サンダー!」
手に雷を握り締め、ネピュチャーにぶつけるが、ガルズの手は凍ってしまう。
ネピュチャー「貴方の手は使えない。君はもう、負け同然。」
ガルズ「まだ左手が残ってるぜ。雷撃銃、発射!」
雷の弾が、ネピュチャーに向かっていくが、やはり凍ってしまう。
ネピュチャー「弱い。君は弱い。」
銃弾を通して、氷がガルズの左手までも侵食する。
ガルズ「ち・・・」
ネピュチャー「次は、足。」
たちまち両足とも凍って、体も凍結してしまう。
ガルズ「・・・・・・・・・・」
ネピュチャー「じゃあね。これで終わり。」
氷がガルズの顔の目の前に来た瞬時に、雷のオーラを張り、跳ね返す。
ネピュチャー「腕が・・・・」
ガルズ「こうなったら、奥の手だ!」
雷撃剣を取り出し、口に挟む。そして、高くほおり投げると、ガルズの手と足の氷に突き刺さる。
ネピュチャー「まさか・・・」
ガルズ「ダイレクト・サンダー!!」
剣から送られてきた雷が、手まで届き、雷の電熱によって氷は解ける。
ネピュチャー「腕が使えない。」
ガルズ「ダイレクト・サンダー・スパイラル!!!!」
ガルズの右手で、雷が渦を巻き、ネピュチャーを吹き飛ばす。
ネピュチャー「・・・・・・・」
ガルズ「戦う気力もうせたか。よっしゃあ!経験値GET!」
ダート「そんなもん、ねえぞ。」
ガルズ「やっぱり。」
すると、天王星のウルナスが、大矛を持って、ダートの前に立ちはだかる。
ウルナス「部下が世話になりましたね。では私、これにて王を倒しに参ります。」
ダート「ほう。この俺を倒すつもりか。いいだろう!」
続く