~最終編~第八十六話 帝王一番部下「三星」

ムーン一同は、五星を無事倒し、上の階へと向かう。

だが、いくら進んでも、何も出てこない。

ムーン「おかしいなぁ。道間違えたかなぁ?」

スター「道を間違えるわけないですよ。一本道ですし。」

グロウ「!?」

ヴァルサ「後ろだ!」

全員があわてて振り向くと、黒いチャオがとどまるとこなくいた。

メテゾウル「そうか。では、こいつらはもう戦っている、俺と、ズィードと、その他四名で戦う。他の奴は先へ行け!」

ヴァルサ「その他四名、ってなんかむかつくな。」

この六名を残し、他の皆は先へ進んだ。

アルフォース「さてと、そろそろでてくるぞ、あの下等生物共が。」

???「下等生物で悪かったな。」

突然目の前に、真っ白なヒーローノーマルチャオが現れた。

ウルナス「私は天王星のウルナス。私等三星のリーダー格を勤めさせていただいております。」

ネピュチャー「海王星のネピュチャー。よろしく。」

ベルゼル「残った生物はフルクだよな。」

フルク「冥王星のフルクだっつーの。」

アルフォース「さて、役者がそろったところで、はじめようぜ。」

すると、ウルナスが話し始める。

ウルナス「私達は月と太陽の守護者、その三名を倒せとの命令が入りました。なので、右腕、左腕、そして王を出してもらいましょうか。」

ガルズ「俺が右腕。」

ゼイン「左腕って言うのは、俺のことだな。」

フルク「で?王ってのはどこのどいつだ?」

「俺のことだ」

一瞬、そこにいる敵以外、ガルズとゼイン、そしてアルフォースとベルゼルを抜いた全員が、まるで魂が抜けたようになった。

サン「ちょっとまて。今まで俺はそんなこと知らなかったぜ。」

ベルゼル「悟らないお前が悪い。こいつは「特別」だからな。」

月と太陽の王は、なんといままで共に同行してきた、ダートだった。

ダート「さぁ、天王星のウルナス。速く始めるぞ。」

ゼイン「俺が一番最初に、そこのフルクとやるぜ。」

フルク「了解!」

ゼインとフルクは向かい合って、構えている。

他の数名は、アルフォースとベルゼルのオーラに、守られている。

ゼイン「さぁ、試合開始だ!」

フルク「貴様ごとき、この俺が潰してやるぜ!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第144号
ページ番号
161 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日