~最終編~第八十四話 ヴァルサの本気は・・・素手

ヴァルサはマースと戦うことになる。

マース「ファァイイイヤァァァァァァァ!!!!!!」

炎が分けも分からなく巻き起こり、ヴァルサを囲む。

ヴァルサ「久しぶりフィーバーということで、本気を出してやろう。」

ヴァルサは剣を捨て、手を前に組んで構える。

マース「フレェェェェェェイイイイイイイムゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」

炎が先ほどより強くなり、数も圧倒的だ。

ヴァルサ「疾風拳!」

風で、炎は全て消える。

マース「バァァァァァニイイイイイングウゥゥゥゥゥゥ!!!!」

たちまち炎が燃え上がる。

ヴァルサ「水圧拳!」

水のようなもので、炎はやはり全て消える。

マース「ボオオオルゥゥゥケェェェェェイィィィィィノオオオオオオ!!!!」

炎が怒りを上げて燃え出したように、火力はすごい。

ヴァルサ「ばかめ、自分で弱点をさらけ出してることに気づかぬとはな!」

マースは背後を取られ、回し蹴り一発で炎の中へ飛びこまさせられる。

マース「必殺、ギィィィィィィィグゥゥゥゥゥゥゥスゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!」

大きな炎が、溢れ出すほど散り散りになる。

ヴァルサ「終焉の拳(しゅうえんのこぶし)!!!」

腕を地面に叩きつけると、一気に炎は消え、マースは空高く吹き飛んでいく。

サターン「ツイに五星が一匹になってしまったか。」

グロウ「フ・・貴様だ。私の標的は。」

サターン「あの小娘の、子か。」

グロウ「母上を知っているらしいな。もしやとは思うが、貴様が・・」

サターン「気づくのが遅いぜあまちゃんよぅ。そうさ。俺があの小娘に重傷を負わせた。」

グロウ「きさまぁ、なんていうとでも思ったか?私は私のほこりを掛けて、お前ごときを倒してくれる。」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第143号
ページ番号
159 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日