~最終編~第八十三話 爆発と爆発!二つの爆発・・・
クルトはマーキュリに圧勝し、ヴィーナスは怒った様子でバレムに口を利く。
ヴィーナス「ダイナマイトアタック」
そういうと、バレムの周囲が突然爆破した。
バレム「ほぅ。おぬし、爆破を使うのか。だが、わしも負けん。」
ヴィーナス「フフン。僕の爆発は、一味違うんでねえ。」
爆発の中を華麗に避け、ヴィーナスの懐まで来る。そして・・
バレム「爆斬!」
ヴィーナスの体に剣が触れた途端、爆発し、さらに・・・
ヴィーナス「く・・・貴様も・・・」
バレム「追撃の―爆連斬!」
剣が触れ、何度も爆発が起こる。ヴィーナスは壁に叩きつけられ、少しの間座っていた。
ヴィーナス「・・・・・・・・・・・」
バレム「どうした?もうおわりかの?」
ヴィーナス「・・めんじゃ・・ねえぞ・・・」
その言葉には、とてつもない悪意が込められているようだった。
バレム「!」
ヴィーナス「なめんじゃねえぞぉ!!!」
サターン「ヴィーナスは二重人格者でもなんでもない。ただ、怒ると、やばいぞ。」
バレム「ぐ・・・」
ヴィーナスは何もいって無いのに、爆破が起こり、バレムは天井へ叩きつけられる。
ヴィーナス「ダイナマイト・カラー!」
バレムはそのまま天井から爆発が起こって地面に叩きつけられた後、首辺りに爆発が起こった。
バレム「あぶのうて。もうすこしで首が吹き飛んでるとこじゃ。」
ヴィーナス「ダイナマイト―」
バレム「爆鎖斬・・・・・・」
ヴィーナスが間合いに入った途端に、バレムは剣を振る。すると、爆発が鎖のようにつながって、壁まで誘導し、思いっきり叩きつける。
ヴィーナス「・・・・・・・・・・」
バレム「今度こそワシの勝ちじゃな。」
そのとき、ヴィーナスの体は黒く変化してきた。
ヴィーナス「ダイナマイトアタック」
黒い爆発が、バレムを吹き飛ばし、連打する。
バレム「がは・・ごほ・・ぐぁ・・」
ヴィーナス「ダイナマイトカラー」
首のところで爆発が起こり、辺りは煙に見舞われる。
ムーン「バレムの首で爆発した・・・」
サン「やべえかもな。」
だが、その瞬間に、ヴィーナスは爆発で壁に叩きつけられる。
バレム「のう。わしはおぬしなぞに負けん。」
ヴィーナス「ダイナマイト・オール!」
ヴィーナスの周囲で爆発が起こり、バレムは巻き込まれる。
バレム「―戦うだけの者、そなたは切り捨てる。爆千斬!」
ものすごい速さで、ヴィーナスのところに千回爆発が起こり、気がつくとヴィーナスは跡形もなくなっていた。
マース「いくぜぇ!五星副隊長、マース様だ!」
ヴァルサ「たかが「”」が無い一匹、この私がしとめてくれよう。」
続く