12話 先制攻撃
エッジとアルが崖から飛び降りる。
最初は暗闇で何もわからなかったが、徐々に下に何かがいるのがわかった。
エッジ「本当だ!。」
かなりの数で30匹程いる。
エッジも剣を手に握る。自然と力がこみあげてくる
アル「今だぁ!!。」
アルが勢いよく1体の玩具の頭にピンクの足でかかと落としをかました。
エッジは少しアルと離れた所に落ちると、剣で敵を横に真っ二つにした。
玩具等はいきなりの事で混乱してるようだ。
アル「パーツチェンジィ! ゴリラハーンド」
アルの手が毛むくじゃらの腕に変わった。
その手でおもいっきり殴りとばした。
アル「ヒット~」
エッジ「俺も少し本気でいくぜ」
エッジは剣をレイピアに変えた。
エッジ「ブリッツラッシュ!!」
目にも止まらぬ速さでエッジはレイピアで敵を何度も貫いた。
玩具にはたくさんの貫かれた穴が開いていた。
アル「わぉ!」
エッジ「このまま一気にいくぜ!!」
その頃マイとリコは・・・・・
マイ「こんにち・・臭っ!」
リコ「ものすごく・・お酒臭いですね・・。」
ジャン「や~や~や~おつかれ~ ヒック」
司令室の中は異常な程の酒の匂いがした。ジャン総長はよっぱらってるらしい。
以前来た時はいろんな物が散らかっていたが、今は全部散らかってる物が空の酒瓶になっていた。
パルス「総長~またのんでるんすか~?」
ジャン「いいじゃにゃひ ぉ酒は体にいいんだきゃら・・ヒック」
パルス「だめだな・・こりゃ・・・」
ジャン「しぇつめいしてあげてぇ~玩具の事~パルス君~」
パルス(本当にこの人の酒癖は改善されねぇな・・)
パルス「えっと~エッジからどれだけ聞いたかしらないけど、奴等が機械でできてるのは知ってる?」
マイ「うん」
パルス「奴等は機械でできているのだが、ただの機械と違ってやっかいな事があるんだ。」
リコ「何ですか?」
パルス「ただの機械と違うのは、玩具も戦闘を重ねる事により成長をするんだ。」
その頃
エッジ「こんなもんか?」
エッジ達は近くにいた玩具をあらかた破壊した。
しかしアルは、暗闇の中に玩具が3匹逃げたことに気がついた。
アル「奴等ぁ逃げた追いかけるぞ!」
アルが急いで敵の後を追いかける。エッジもアルについていく。
少し追いかけると敵が回りの暗闇よりもさらに暗い闇に包まれていた。
アル「まさか・・・・・」
エッジ「進化するぞ!!」