1話壊す者 (続き)
1話壊す者 (続き)
マイ「うわわわ!!」
エッジ「下がってろ!マイ」
エッジはそういうと敵に飛び掛った。
武器なんか何もないのに、どうやって・・・
!?
マイは自分の目を疑った。
エッジの手が一瞬光り輝き、その光が消えるといつのまにかその手には剣が握られていた。
1体がエッジにむかって腕と同化した刃物で刺そうとするが
エッジはそれをかわすといっきに敵を斬った。
斬られたのは首あたりらしく首が下に落ちた。
マイは斬られたものをよく見てみると、それはお化けでもなんでもなかった。これは・・機械!?
マイはエッジが交戦してるもう1体に目を向けた。よく見たらあれもチャオなんかではない。いったいどういうこと?
混乱しているマイをよそにエッジは残り1体の敵と戦っていた。
エッジのが有利かと思いきや、敵は人質をとっていて下手に動けない。
とまどうエッジに対して、敵は銃を撃ってくる。
エッジは剣で防ぐが、このままだとラチがあかない
どうすれば・・・
その時
「エッジ!!」
後ろから拳程の石が飛んでくる。投げたのはマイだった。石は見事に敵の手に当たって、人質はなんとか逃げ出した。
マイ「いまだ!!エッジ!」
エッジは間合いをいっきにつめて腹に剣を突き刺した。
剣を引き抜くと敵は倒れた。エッジは後ろにふりむいて
エッジ「サンキューな マイ」
・・・本当にお化けがいたのかい?
バーのマスターは信じられないような表情をしている。
エッジ「まぁそんなもんかな。もう出ないからだいじょぶだよ」
エッジはそう残すと、バーを静かに出て行った。
エッジが村の外にでていこうとすると後ろから
「待って!」
そこにはマイが立っていた。息が荒れている、走ってきたらしい。
マイ「お願いだ、僕を外に連れて行って。」
エッジ「今日みたいな事が、いや今日以上に激しい戦闘があるかもしれないんだ、死ぬかもしれないぜ」
マイ「だ・・大丈夫だよ! だからお願い」
エッジはそれを聞くと無言でまた歩いていった。
{やっぱりだめなのかな・・}
そうあきらめかけた時
エッジ「どうした?ついて来ないのか、相棒」
それを聞くとマイは走り出す。
マイ「うん よろしくね エッジ」