ゼロ「・・・さて、二人っきりになった所で、俺が今考えた実験を、君に話そう。」

ヤイバ「実験?」

ゼロ「俺等、ガムってよく食うよな。ボトルの奴。」

ヤイバ「食べますねー、僕は、一週間で1ボt」

ゼロ「んなこたぁ、どーだっていい。ガムは減るもんだよなぁ。」

ヤイバ「減りますよ?当然でしょう?」

ゼロ「でもさ、増えたら・・・どうする?」

ヤイバ「増えるって、でも食べたら減るでしょう?」

ゼロ「だからさ、足しておくんだよ・・・ソイツが帰った後にさ。」

ヤイバ「帰った後に・・・。」

ゼロ「サスペンス、振り返ればホラー。・・・ふっふっふ、やらない訳にはいかないねぇ。」

ヤイバ「(どっかで聞いた事があるような・・・)それじゃあ、やりますか。」

ゼロ「それじゃあ決まりだ!ガム出費者は俺で、ターゲットはパウだ!」

ヤイバ「ええ?何でパウさん?」

ゼロ「アイツは何かと研究熱心だからな。他の事はほとんど気にしないんだ。それにアイツの優しさを、俺は誰よりも知ってる!」

ヤイバ「ふんふん・・・。」

ゼロ「・・・それじゃあ、今日アイツが帰ったら、さっそく計画を実行する・・・!」

ヤイバ「何かに洗脳されたようにはりきってるぞ・・・。」




パウ「それじゃあ、お先に失礼しまーす。」

ガチャ(ドア閉めた音)

ヤイバ「・・・帰りましたよ。」

ゼロ「どれどれ、ガムの残量はっと・・・ボトルの約半分だ。」

ヤイバ「じゃあ50粒位は食べたんですねぇ。」

ゼロ「ふっふっふ、おあつらえ向きだぜ。」

ザラザラザラー(ガムを入れた音)

で、次の日に行った所でアディオース!(文字制限が来た訳では無いが)

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掲載号
週刊チャオ ライトカオス記念号
ページ番号
2 / 7
この作品について
タイトル
突撃!小説事務所 ライトカオス記念
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
週刊チャオ ライトカオス記念号