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小説事務所 午前 7:32
ハルミ「しょ、所長っ!た、大変です!」
ゼロ「ん?どした?」
ハルミ「ヤイバさんが・・・えっと、その、」
ゼロ「その書類かせ!」
ハルミ「あーっ!乱暴に扱わない!」
ゼロ「・・・ヤイバ、何か悪い事したのか?」
ハルミ「・・・・・被告人ヤイバは、ゼロさんの別荘権利書を盗んだ罪です・・・。」
ゼロ「・・・へ?オレの権利書?」
ハルミ「あれ?知らなかったんですか?」
ゼロ(有罪有罪有罪有罪―――――)
ハルミ(念だ・・・)
留置所 午前 7:43
カズマ(・・・遅いなぁ)
ヤイバ「何だよ?面会はしないっていったのに・・・。」
カズマ「あ、ヤイバー!」
ヤイバ「あ・・・何だ君かー!ゼロ先輩だったら顔あわせて無いよー。」
カズマ「まあ・・・ゼロさんの権利書だもんね、あれ。」
ヤイバ「・・・で、何しに?」
カズマ「君を弁護しに。」
ヤイバ「・・・・・・・・・・えええええええええぇえぇぇぇぇええっ!!?」
カズマ「ビビった?僕一応弁護士の資格あるんだ。この通りバッチも。」
ヤイバ「な、何で言わないんだよ!つーか、何で弁護士の資格あんのに事務所で働くの?」
カズマ「まあまあ、そこは気にしないでっと。・・・一応本気。」
ヤイバ「・・・・・・・・・・。」
小説事務所 午前 9:30
ゼロ「はあ。アイツいつの間にオレの権利書を・・・。」
カズマ「結局捕まったんですね。」
ゼロ「ああ、まったくよぉ。寝るか・・・。ZZZ―――。」
カズマ「・・・・・・・・・・よし。今の内に。・・・これが金庫か。」
ピピピピピピピ
カズマ「ななななななななななななななって物凄いラッキーナンバーだよね。なながななつ・・・。あった、権利書。」
トントントントン・・・ふぅ・・・。
カズマ「・・・ゼロさん。指紋が無いんじゃ何にもなんないよ。」
カズマ「・・・これだけか。明日の法廷の相手は誰なんだか・・・ん?書類?」
・・・・・・・・・・。
カズマ「証人、リム?じゃ、検察側は・・・ふ、フットぉ?フットさんが検事ぃ!?」
逆○裁○ 次回へ続くぅっ!!(ってタイトル違っ!)