ページ2

小説事務所 午前 7:32




ハルミ「しょ、所長っ!た、大変です!」

ゼロ「ん?どした?」

ハルミ「ヤイバさんが・・・えっと、その、」

ゼロ「その書類かせ!」

ハルミ「あーっ!乱暴に扱わない!」

ゼロ「・・・ヤイバ、何か悪い事したのか?」

ハルミ「・・・・・被告人ヤイバは、ゼロさんの別荘権利書を盗んだ罪です・・・。」

ゼロ「・・・へ?オレの権利書?」

ハルミ「あれ?知らなかったんですか?」

ゼロ(有罪有罪有罪有罪―――――)

ハルミ(念だ・・・)




留置所 午前 7:43




カズマ(・・・遅いなぁ)

ヤイバ「何だよ?面会はしないっていったのに・・・。」

カズマ「あ、ヤイバー!」

ヤイバ「あ・・・何だ君かー!ゼロ先輩だったら顔あわせて無いよー。」

カズマ「まあ・・・ゼロさんの権利書だもんね、あれ。」

ヤイバ「・・・で、何しに?」

カズマ「君を弁護しに。」

ヤイバ「・・・・・・・・・・えええええええええぇえぇぇぇぇええっ!!?」

カズマ「ビビった?僕一応弁護士の資格あるんだ。この通りバッチも。」

ヤイバ「な、何で言わないんだよ!つーか、何で弁護士の資格あんのに事務所で働くの?」

カズマ「まあまあ、そこは気にしないでっと。・・・一応本気。」

ヤイバ「・・・・・・・・・・。」




小説事務所 午前 9:30




ゼロ「はあ。アイツいつの間にオレの権利書を・・・。」

カズマ「結局捕まったんですね。」

ゼロ「ああ、まったくよぉ。寝るか・・・。ZZZ―――。」

カズマ「・・・・・・・・・・よし。今の内に。・・・これが金庫か。」

ピピピピピピピ

カズマ「ななななななななななななななって物凄いラッキーナンバーだよね。なながななつ・・・。あった、権利書。」

トントントントン・・・ふぅ・・・。

カズマ「・・・ゼロさん。指紋が無いんじゃ何にもなんないよ。」




カズマ「・・・これだけか。明日の法廷の相手は誰なんだか・・・ん?書類?」

・・・・・・・・・・。

カズマ「証人、リム?じゃ、検察側は・・・ふ、フットぉ?フットさんが検事ぃ!?」




逆○裁○ 次回へ続くぅっ!!(ってタイトル違っ!)

このページについて
掲載号
週刊チャオ第212号
ページ番号
2 / 3
この作品について
タイトル
突撃!小説事務所!
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
週刊チャオ第211号
最終掲載
週刊チャオ第212号
連載期間
約8日