第23話「チャッチャオ登場!」前編

題名・・・長すぎ・・・(汗
途切れてる部分は・・・第23話「チャッチャオ登場!明かされるチャッカルの過去」前編 です。
では、本編へ


次の部屋は、今までのとは少し違っていた。
柱が三本立っている、青い部屋。
戦うには十分な広さだったから、たぶん、来るんだろうね・・・。
ダークコーズが・・・。

チャサリン「今度は誰が来るのかな・・・?」
チャローズ「やっぱ来んのかなぁ・・・。」

僕らの予想は的中。
部屋の真ん中に、緑色の炎が現われたかと思ったら、今度はその炎からダークチャオが現われたんだ。

シルバー「君は・・・ダークコーズ・・・?」
???「ふっ・・・。流石に三度目となると見破られるか・・・。」
そう言うと、腕組みをした。
チャサリン「あ、貴方は・・・?」
???「そうか。お前たちと会うのはこれが初めてだったな。オレの名はチャッチャオ。オレは三人目だから、ちょうど真ん中だな・・・。」
ということは・・・。ダークコーズは6人居るって事だよね。

チャッチャオ「さて・・。オレは大人数で戦うのは嫌いだ。だから誰か一人、オレにかかって来い。」
チャッカル「・・・僕・・、残る。」
その言葉を聞いて、みんな僕を見る。
僕は、レッドと別れた時から決めてたんだ。
次にダークコーズと会ったら、僕が残ろうってね・・・。

チャローズ「・・・今のチャッカル、凄くかっこいいよ。ローちゃん、初めて見たよ、こんな・・チャッカル・・・。」
チャローズは一息置くと、顔を上げて言った。
チャローズ「チャッカル、頑張りなさいよ!」
チャッカル「うん、がんばる!」
そして、チャローズたちは部屋を後にした。

チャッチャオ「チャッカル、お前は勇気のある奴だな。オレにかかってくるとは・・・。だが、容赦しないぞ!」
チャッカル「僕だって覚悟は出来てるよ。」
僕はチャッチャオの目を見た。
チャッチャオの目は、凄く鋭い目だ。
なんでも見透かしてしまいそうな・・・そんな目。
でも、何だか懐かしいような気がする・・・?

チャッカル「じゃ、行くよ!゛ブリザードショック〝!」
僕がそう唱えると、チャッチャオの上空から、つららが降ってきた。
チャッチャオ「そんな物でオレを倒せると思うな。」
チャッチャオはそう言いながら、つららを避ける。
やっぱり僕の頼りない魔法じゃ駄目なのかなぁ・・・。
・・・だめだ!弱気になったら!

チャッカル「まだまだ!゛サンダーアース〝!」
僕は片手を挙げて、勢い良く振り下ろした。
すると、チャッチャオの上空から、今度は雷が落ちてきた。
チャッチャオ「オレはこんな事でやられはしない。」
そう言いながら雷を避ける。
チャッカル「じゃあ、これでどうだ!゛ダブル・サンダーアース〝!」
さっきと同じ雷が二回落ちてくる。
でも、やっぱり・・・。
チャッチャオ「どこを狙っている!」
やっぱりチャッチャオは雷を避ける。
動きが速すぎて、雷がなかなか当たらないんだ・・・。

チャッカル「えーい!゛トリプル・サンダーアース〝!!」
今度は雷が三回落ちた。
だけど、結果は同じ・・・。
チャッチャオ「お前の力はその程度か・・・?」
上からの・・・攻撃が全部避けられる・・・ってことは・・。
チャッチャオ「こちらからも行くぞ!゛ダーク・アルティメットファイアー〝!」
チャッカル「わっ!!」
僕がいろいろ考えていると、チャッチャオが炎を吐いてきた!
僕は間一髪で避けた。
チャッチャオ「オレの攻撃を避けるとはな・・・。」
チャッチャオは少し感心して言った。

上からの攻撃は全て避けられる、だったら・・・!
後編へ続く☆

このページについて
掲載号
週刊チャオ第35号
ページ番号
32 / 47
この作品について
タイトル
取り戻せ!エンジェルストーンとマスターストーン
作者
フライヤ(ふりゃ)
初回掲載
2002年7月11日
最終掲載
週刊チャオ第39号
連載期間
約4ヵ月23日