第19話「フライヤVSスカユン」後編☆

ウインドアローで石柱を壊してやるって事!
私の放った矢は、一本の石柱にあたり、石柱を壊した。
その後も残りの5本を壊して・・・・。
フライヤ「よっし!完璧☆」
私はガッツポーズをしながら、地上へと降りた。

スカユン「くっそー!!自信あったのに~!!」
スカユンは地団駄を踏みながら言った。
あれ?スカユンの様子が変。
ずっと下を向いてブツブツ言ってる・・・。
スカユン「・・・・もう怒ったぜー!!」
なんだかスカユンの人格が変わってきてる・・・・?
しかも、スカユンのまわりに炎がメラメラと・・・、見えるような見えないような・・・。

スカユン「もう、手加減無しだ!覚悟しなっ!!」
そう言って私を指す。
な、なんかスカユンの目から凄い殺気がっ!!するような・・しないような・・・・・。
って、そんな事言ってる場合じゃなさそうねっ!

フライヤ「覚悟するのはあんたの方よっ!」
私は言い返してやった。
スカユン「フン。そんな余裕かましてるのも今の内だぜ!土属性、最強魔法・・・・」
スカユンは両手を挙げて、パワーをため始めた。
フライヤ「う・・・。」

私は後ずさりした。
だって、土属性最強魔法なんて言われたら・・・・。
誰だって怖いでしょ?

よぉし、私だって!
フライヤ「風属性、最強魔法・・・」
私も両手を挙げて、パワーをためる。
すると、スカユンは両手を前に出して言った。
スカユン「“メテオスフォーム”!!」
私も両手を前に出して言う。
フライヤ「“サイクロン”!!」
スカユンの両手から、大岩が5つ飛んできた。
そして、私は巨大な竜巻を呼び出した。
竜巻と大岩がぶつかりあって・・・・。

その後は何がどうなっているのかさっぱり。
全部収まってからの部屋は、石がごちゃごちゃに落ちてて、傷だらけの私とスカユンが・・・睨みあっていた。

フライヤ「はぁ・・・はぁ・・・。」
スカユン「はぁ・・・・・はぁ・・・・。」
と・・・
バタッ・・・
スカユンが後ろに倒れた。

フライヤ「か、勝った・・・。」
私はもう立っていられなくなって、へろへろと座り込んだ。
私・・・勝ったんだ・・・。
・・・・・・
おっとと、早くシルバー達に追いつかないと・・。
私はよろよろと立ち上がって、スカユンのそばへ行ってみた。
フライヤ「どうやら気を失ってるみたいね・・・。」
そして、私は次の部屋へと向かった。
続く☆

このページについて
掲載号
週刊チャオ第28号
ページ番号
25 / 47
この作品について
タイトル
取り戻せ!エンジェルストーンとマスターストーン
作者
フライヤ(ふりゃ)
初回掲載
2002年7月11日
最終掲載
週刊チャオ第39号
連載期間
約4ヵ月23日