第19話「フライヤVSスカユン」前編☆

今回も同じくフライヤ視点です。
それでは、戦闘へれっつご~☆


「さぁ・・・・行くよ!」
スカユンは後ろへジャンプした。
私もすかさず飛び上がる。
スカユン「ふふっ。また同じ事をするつもり?」
フライヤ「今回はちょっと違うわよ~。」

この前は、ちょっとしか魔法が使えなかった。
でも、今度は私が持ってる力を全て出し切る!
フライヤ「よ~し、見ときなさいよ~!」
私は、片手を上に挙げて、銀色の弓を出して構えた。
矢先は銀色に光りだす。
フライヤ「“ストリーム・・・アロー”!!」

ヒュンッ・・・。
私は勢いよく矢を放った。
スカユン「ふっ・・・。そんなもの、簡単によけられるさ!」
スカユンは右へジャンプする。
ふっふっふっふ~。この矢はなかなか避けられないよ~。
スカユン「なっ・・・。」

スカユンはかなり驚いている。
だから言ったでしょ~、今回は違うって。
スカユンは何に驚いているのかと言うと、私の放った矢が分裂して、スカユンに襲ってくることに驚いているの。

フライヤ「そのままいっけ~!」
スカユン「ふふっ。“マジックバリア”!」
そう言うと、スカユンの周りに水色の幕が張られた。
すると、矢がその幕にあたって・・・砕けた!?
フライヤ「なっなんで~!?」
スカユン「ふぅ。危ない危ない。」
どうやら、簡単にはいかないみたいね。

スカユン「今度はこっちから行くよ!“グレイブ”!」
なんと、私の下から、石柱が三本出てきた!
でも、飛んでる私にはあたらないよ~ん。
フライヤ「スカユン・・・。あなた知らないの?飛んでいる相手には土属性の魔法は効かないってこと・・・。」
スカユン「うっ!!そうだった・・・・。しかーし!これで終わりと思ったらダメだよ~。“グレイラ”!!」
フライヤ「え!?」

今度は、天井から石柱が三本はえてきた。
フライヤ「でも、こんなの簡単によけられ・・・!?」
何が起こったのかっていうと、上下の石柱が私に向かって伸びてくるの!
これじゃあ私でも・・・。

スカユン「避けきれるかな?」
スカユンはニヤッと笑いながら言う。
んもう~。どうすれば・・・。
・・・・あ、そうだ~!!
フライヤ「“ウインドアロー”!」
私は銀色の弓を構える。
私が思いついた事、それは・・・・・。

後編へ続く☆

このページについて
掲載号
週刊チャオ第28号
ページ番号
24 / 47
この作品について
タイトル
取り戻せ!エンジェルストーンとマスターストーン
作者
フライヤ(ふりゃ)
初回掲載
2002年7月11日
最終掲載
週刊チャオ第39号
連載期間
約4ヵ月23日