第15話☆「いざ、ダークタウンへ!」

ダークタウンへ向かうため、森を歩くシルバー達
誰も喋らず、沈黙のままもくもくと歩いていたが、レッドが口を開いた
レッド「なぁ・・・、何か暗くなってきてないか?」
チャサリン「まだお昼なのに・・・。」
たしかに、レッドが言うようにあたりは暗かった

チャローズ「ね。ダークタウン、何処にあるかわかってんの?」
・・・・
全員(チャローズ以外)「あっっ!!!」
どうやら、シルバー達は何も分からずただ歩いてきただけのようだった
シルバー「ど、どうしよう・・・。地図もないし・・。」

フライヤ「あ、そうだ!私が探してくるね!」
フライヤのその言葉にチャッカルが驚いた
チャッカル「えっ!?どうやって・・。」
チャッカルがそういい終わらないうちに、フライヤは飛び立った

パタパタパタ・・・
ニュートラルの三人「と、飛んだ・・・・。」
三人は、フライヤが飛べるということを知らなかったらしい
シルバー「フライヤは、飛行が得意なんだよ。」
チャローズ「へ~。」
言い忘れていたがこの世界では、飛べるチャオはなかなか居ないらしい

チャサリン「フライヤー!ダークタウンはどっちー!?」
チャサリンは大声で言った
フライヤ「う~んとね~。」
そう言いながらあたりを見渡す
フライヤ「あ!あっちだ!着いてきて!」
空を飛んでいるフライヤをシルバー達は追いかけていった

~ダークタウン入口~
チャローズ「ダーク神殿は、何処なのかしら?」
シルバー「この町の人に聞いてみよう!」
レッド「そうだな。」
レッドがそう言った時!
ザザッ

10人くらいのダークチャオがシルバー達の前に現れた
荒っぽいダーク1「おっと、こんな所にヒーローとニュートラルが居るぜ。」
リーダーらしきダークが、腕組みをしながら言った
荒っぽいダーク2「ダークタウンに居ていいのかぁ~?」
レッド「何だよ。」
レッドがむっと睨んだ
荒っぽいダーク3「いけねぇよな~。」
チャサリン「(何だかやな予感・・・。)」
荒っぽいダーク4「やっちまおうぜーー!!」
荒っぽいダーク全員「おーーーっ!!」

チャサリンの予感は的中した
荒っぽいダーク達はシルバー達に石を投げてきた
シルバー「痛っ!とにかくダークタウンに逃げよう。」
シルバー達は、ダークタウンに入っていった

後ろからはさっきのダークたちが追いかけてくる
チャローズ「何なのよ、もう!」
しかし、意外とダーク達は足が遅かった
レッド「なーんだ、あいつら足遅いじゃん。」
ほっとしているのも束の間
シルバー「あっ!!」
なんと、行き止まりに来てしまった
チャサリン「どうしよう・・・。もうすぐそこまで来てるよ!」

その時、誰かが声をかけてきた
???「こっちです!」
声の主は、ダークのメスのようだ
シルバー達は、そのダークに着いて行った
続く☆

このページについて
掲載号
週刊チャオ第24号
ページ番号
17 / 47
この作品について
タイトル
取り戻せ!エンジェルストーンとマスターストーン
作者
フライヤ(ふりゃ)
初回掲載
2002年7月11日
最終掲載
週刊チャオ第39号
連載期間
約4ヵ月23日