第16話「???の正体」(前編)
ちなみに今回は、シルバー視点です。
僕は、後ろを見てみた。
さっきの荒っぽい人たちは、もう追いかけて来ないみたい。
今度は、前に居るダークのお姉さんを見てみた。
何だかとても優しそうだった。
それにしても、どうして僕たちを助けてくれたのかな?
この人一体、誰なのかな・・・。
そんな事を考えてるうちに、僕たちは誰かの家に着いた。
きっと、ダークのお姉さんの家だと思うけど・・・。
???「中へどうぞ。」
僕たちは家の中へ入って行った。
中は、凄く綺麗で、僕の右奥にテーブルと椅子があった。
???「椅子に座って良いですよ。」
言われたとおりに椅子に座った
チャサリン「あの・・、聞いて良いですか?」
チャサリンがすぐに聞いた
???「何ですか?」
チャサリン「あなたの名前が知りたいんですけど・・。」
皆もうなずく。
???「私の名前、ですか。私はセレナです。」
セレナ・・・さん、か・・。
セレナ「私からも聞きます。あなた達はどうしてダークタウンに来たのですか?」
僕はすぐに言った
シルバー「僕たちは、ダークカオスからエンジェルストーンとマスターストーンを取り戻しに来ました。」
セレナ「そうだったの・・・。」
あ、そういえばダーク神殿って何処にあるんだろ?
ダークタウンの事も良く分からないし・・・。
レッド「あ、の、セレナ、さん?」
レッドは途切れ途切れに言った。
たぶん、敬語が得意じゃないんだろうな。
セレナ「あ、セレナでいいです。」
レッド「んじゃあ、セレナ。ダーク神殿って何処にあるんだ?」
それを聞いて、セレナさんは紙とペンを持ってきた
セレナ「じゃあ、地図を書いてあげる。」
そう言うとセレナさんが、地図を書いていく。
やったー!これで、ダーク神殿が何処にあるのかとか分かるね!
それにしても、セレナさんは地図を書くのうまいな~。
僕、絵へただもん。
セレナ「出来ました!」
あ、どうやら地図が出来たみたい。
セレナ「はい、どうぞ。」
と、言ってレッドにわたした。
レッド「ありがとうな!」
セレナ「どういたしまして!」
と、笑顔で言った。
セレナ「あなたたちも自己紹介、してくれませんか?」
まだ僕達自己紹介してなかったんだっけ。
シルバー「僕はシルバーです。」
チャサリン「私はチャサリン!」
フライヤ「私はフライヤでーっす☆」
フライヤはやっぱりウインクして言った。
レッド「俺はレッドだ。」
チャローズ「ローちゃんは、チャローズって言うの!
チャッカル「僕はね、チャッカル~。」
チャッカルは相変わらずのんびり言った。
チャローズ「あ、それとね。シルバーは究極魔法が使えてー。チャサリンは癒しの力が使えるのよー!」
セレナ「それは、頼もしいわね!」
そう言った後、セレナさんがボソッと言った。
セレナ「・・・・この子達なら大丈夫みたいね・・。」
後編へ☆