３話　ギャラクシー対策

「ライトＤＥソード！！」
「ＤＥってなんだよＤＥって」
スマッシュが言う。

「うおぉぉぉぉ！！」
デカポンは意味もなく叫ぶ。剣は、技名通り光っていたが、デカポンが光ることはなかった。

「いくぞっ！スマッシュポン！！」
「おう！ヒトーポォン♪」
スマッシュがジャンプした。

「うおっ！？」
デカポンはヒットに斬りかかったが、ヒットもジャンプし、避けた。
「いくぜっ！フライスマッシュ！！」
ヒットは足にスマッシュを捕まらせ、技名を叫んだ。

「いっつも、ここが嫌いなんだよぉおぉぉぉ！」
フライアタック２号と同じように急降下し、途中でスマッシュを真下に蹴った。

「エネルギーキィック！！」
スマッシュが急降下しながら、デカポンを蹴った。デカポンは防ぎきれずに吹っ飛んだ。

「ぐは…」
「ふんっ！！俺たちに勝とうなど百年！！」
「早い忘れてるよ？」
スマッシュが言う。


「ちっ…よしっ！レッドメア来いっ！！」
「へ？なんで？」
レッドメアがせんべいを食いながら言う。
「とにかく来い！！」
「へいへい」
レッドメアは大剣を片手に持ち、走っていった。

「二人…ふむ…」
「魔物、いなくしようか？」
と、レッドメアがスイッチを取り出した。

「ほぅ…できるならね…」
「んじゃあ、はい」
レッドメアがスイッチを押した瞬間、見える範囲の魔物はいなくなっていた。見えないところの魔物はどうなったかはわからない。

「さてと…いくぞ！レドメア！！」
「中途半端に一文字だけ略すな」
「台詞長い」
「そうでもない」

「レッドメア…この銃で援護してくれ」
「おうよ！勿論だ！！だが、返さないぞ？」
レッドメアが微笑む。

「うっしゃあっ！！」
レッドメアは実戦で本物を使うのは初めてだったので、調子にのって連射している。
「あっぶねぇっ！！」
しかし、ギャラクシーに当たるどころが、デルデムスに当たりそうになった。

「しばらく撃つなっ！！馬鹿野郎っ！！」
「馬鹿野郎って四字熟語？」
「どうでもいいっ！！」
デルデムスは、そう怒鳴り走った。

「ふんっ…お気楽軍団か…」
ギャラクシーは、そう呟きデルデムスの剣をはじいた。

「お気楽軍団というより馬鹿の集いに近いがなっ！！」
デルデムスも反撃する。
「特に…ヒットはね」
レッドメアがギャラクシーの後ろで言った。

「ちぃっ…」