天使の卵の続き。
    続き。
すると、川岸の堀から小さな黒い手が伸びた。さっきのソイツがはいあがってきたのだ。
あたしはソイツをじーーーっと観察。ソイツもあたしをじーーーっとにらんでる。
ほうほう、背中にこうもりみたいな小さな羽根があるー。へぇ、シッポがついてんだー。悪魔みたいに先がとんがってるよーな? おっ、頭の上にとげとげのモノがうかんでるー。見れば見るほど謎なやつーーー!
んでもなんかかわいいじゃん。
「あのー、びしょぬれだよーー? だいじょーぶー? 」
あたしが言い終わらないうちに、いきなりそいつが口笛を吹いた!!!
ど、動物が口笛ふくのはじめて見た! どおみてもチンパンジーには、いや、哺乳類にはみえない。
あたしがぱちくり驚いているとドッ、ドッ、ドッと、不気味な足音とともに、キャー、キャーと叫び声たち。
ま、まさかっ。
あたしは後ろをふりむいた。やっぱり! 予想的中! 
ソイツとおんなじスタイルのやつらが大勢、あたしめがけて突進してくるーーーっ!!!
「うそでしょーーー!」
あたしは逃げ出した!
第一話おしまーーーい☆
ちとわるのりして書きました。お子様に不適切な用語や、意味不明の単語があるかと思いますが、そのうちわかる日がくるってことで! おゆるしくださーーーい☆
200ページおめでとーーーー☆

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