天使の卵の続き。

続き。

すると、川岸の堀から小さな黒い手が伸びた。さっきのソイツがはいあがってきたのだ。
あたしはソイツをじーーーっと観察。ソイツもあたしをじーーーっとにらんでる。
ほうほう、背中にこうもりみたいな小さな羽根があるー。へぇ、シッポがついてんだー。悪魔みたいに先がとんがってるよーな? おっ、頭の上にとげとげのモノがうかんでるー。見れば見るほど謎なやつーーー!
んでもなんかかわいいじゃん。

「あのー、びしょぬれだよーー? だいじょーぶー? 」

あたしが言い終わらないうちに、いきなりそいつが口笛を吹いた!!!

ど、動物が口笛ふくのはじめて見た! どおみてもチンパンジーには、いや、哺乳類にはみえない。
あたしがぱちくり驚いているとドッ、ドッ、ドッと、不気味な足音とともに、キャー、キャーと叫び声たち。

ま、まさかっ。
あたしは後ろをふりむいた。やっぱり! 予想的中! 
ソイツとおんなじスタイルのやつらが大勢、あたしめがけて突進してくるーーーっ!!!

「うそでしょーーー!」

あたしは逃げ出した!




第一話おしまーーーい☆

ちとわるのりして書きました。お子様に不適切な用語や、意味不明の単語があるかと思いますが、そのうちわかる日がくるってことで! おゆるしくださーーーい☆

200ページおめでとーーーー☆












このページについて
掲載号
週刊チャオ第26号
ページ番号
2 / 27
この作品について
タイトル
天使の卵
作者
ちいるん(ラブルージェ)
初回掲載
週刊チャオ第26号
最終掲載
週刊チャオ第45号
連載期間
約4ヵ月14日