~エピソード1~つづき。

修正おくれてすみません。
とゆーワケでつづき。

カーテンをくぐると、そこはパソコンやら、プリンターやら、ものすごく汚い走り書き(それはもう、ミミズがこんにゃくになってものすごくむずかしい障害物&スプーンレースでもしてるかのごとく)で書いてあるメモがごちゃごちゃに置いてあった。
そして、机の脇のイスに、チャオの初老の医師が座り、その横にさっきの看護婦がいた。
「さあ、このイスにその子をすわらせて....」
ボクは医師が言うように純をイスに座らせた。
「えぇっと....名前は決めましたかな?」
医師はめがねを探しながら言った。
「純、フルネームで森野 純です。」
ボクがそういうと、隣にいた看護婦が、キーボードに名前を入力しはじめた。
「ピュアですな....どこの店で?」
こんな感じでいろいろと登録が終わり、いよいよ診察になった。
「それじゃ、まずはちゃんとしゃべれるか.....キミ、つけてもらった名前、わかる?」
医師がチャオに優しい声で聞いた。
「純って名前です、チャオ。」
純がちょっと緊張したように言った。
「フム、正常っと.....」
医師がそういいながらカルテに走り書きした。
「じゃあ.....キミ、ちょっとこの子をなでてやってください。」
ボクは純に近寄り、純の頭をなでてやった。
すると、さっきまでまんまるだった純のポヨがハートになった。
「じゃあ....」
医師はそういいながらななめに黄色と紫の縞模様の入った箱をとりだした。
すると今度は、純のポヨが?になった。
「純君、この箱、あけてもいいよ。」
「ほんとチャオか!?」
今度はポヨが!になった。
純が箱に手をつけた瞬間、ボクはその箱の中身がなんだか分かった。
「純、その箱は.....!」
びよよよぉ~ん、と、いきおいよくその箱があいた。
そのすぐそばに、純がポヨをグルグルにしてひっくりかえってしまっていた。
「ひどいチャオ!あやうくツクエから落ちるとこだったチャオ!」
純が机の端から30センチ以上もはなれたところで、プンプンしながら医師に文句を言った。
「ごめんね、ちょっとポヨのテストで....でも全マーク正常!」
医師がさらさらっとカルテに文字を書きながら言った。
そのあとも、いろんなテストや診察が延々と続き、ついに障害をもってるか、ないかの診察になった。
「ここまで正常な子はほとんど障害はないんですよ。もしあっても、それほど支障のでるものではありませんし.....」
そういいながら、純を大きなマシンの中の、ふわふわのふとんのはいった横向きのカプセルに入れた。
「なにをするつもりチャオ!?イタイのはイヤだチャオ!」
純がカプセルの中でさわいだ。
「だいじょうぶだよ、何も痛くないし、感じないし、ちょっと周りが暗くなるだけ.....」
ぼくが困ったように言った。
「暗くなるチャオか!?暗いのはイヤチャオ!」
「わかったよ、ライトつけるから....」
医師がスイッチを二つ押しながらいった。
すると、カプセルが機械の中を通り、そのカプセルを赤い光が純の体内のなにかをさぐるように横切った。
<診察終了。>
機械から音がした。
<診察結果。障害あり。ランクS障害、生存時間が短いぞ病。>
「え、Sランクって.....」
ボクが呆然としながら言った。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第94号
ページ番号
2 / 6
この作品について
タイトル
たった10時間の命
作者
ぺっく・ぴーす
初回掲載
週刊チャオ第94号
最終掲載
週刊チャオ第96号
連載期間
約15日